サディオ・マネの足跡を辿るパペ・マタル・サールがスパーズでの日々、フットボールを愛する家族について語る

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「僕の背中をたくさん押してくれたし、おかげで僕はここで諦めずに頑張り続けている。今、その成果が出始めているのは、すべて母のおかげだよ」

また、トッテナムでのキャリアをスタートさせた当初から、ソン・フンミンはこの若きミッドフィルダーにとって重要な存在であった。

スパーズ合流当初からサールを気遣っているソン・フンミン

「ソンはいい人なんだよ、すごくね。僕が何か間違ったことを言ってしまっても、彼はそれを理解して僕を安心させようとしてくれるんだ」

「初めて会ったときから、僕たちは仲が良かった。彼は僕をたくさん助けてくれるし、ピッチ上でもピッチ外でもアドバイスをしてくれる。とても感謝しているし、彼はチームの中でも一番仲良くさせてもらってる一人だね」

負傷で巡ってきたチャンス

サールにとって新たな環境に適応するための時期は終わったが、これからどうなるのだろうか?

さて、このミッドフィルダーは、スパーズのミッドフィルダーに負傷者が相次ぐという危機を乗り越えるために一役を買っている。ロドリゴ・ベンタンクールは膝の重傷で11月まで長期の離脱となり、イヴ・ビスマも今月初旬に足首の手術を受けた。

サールとミッドフィルダーのオリヴァー・スキップは、ピエール・エミール・ホイヴィアが出場停止となったACミラン戦でコンビを組んで先発して、スパーズのコーチングスタッフに感銘を与えたが、キャプテンでゴールキーパーのウーゴ・ロリスの長期離脱は、さらなる問題を引き起こしている。

「正直なところ、チームにとっては大変な事態だよ」

「確かにそれで僕にチャンスが巡ってきたわけだけど、ベンタンクールとビスマはチームにとって欠かせない選手だし、(ミラン戦は)実験的な起用だったんだ」

「2人は経験豊富なゴールデン・プレーヤーであり、チーム、監督、クラブのために必要な存在だ。しばらく怪我人を欠いて戦うことになるけど、彼らはきっとすぐに強くなって戻ってくるよ」

しかし、現在、胆のうの手術を受けてイタリアで療養中のアントニオ・コンテも離脱している。アシスタント・ヘッドコーチのクリスティアン・ステッリーニがその代わりを務めているが、サールは指揮官の不在によって増している懸念を払拭している。

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