2022-23シーズンのプレミアリーグの新ルールを紹介:オフサイド、5人のサブ、マルチボールなど…

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ESPN FC/Dale Johnson

オフサイドの調整から5人の交代要員、そしてマルチボールの再導入まで、プレミアリーグは2022-23シーズンに向けて多くの新ルールを導入する予定だ。金曜日にアーセナルがクリスタルパレスに乗り込んで開幕となる新シーズンで注目すべきは、以下の通りだ。

11月13日(日)以降、カタールでのワールドカップに向けて選手たちが旅立つまでに、プレミアリーグは16節の試合が詰め込まれている。そして12月18日(日)のワールドカップ決勝戦からわずか8日後の12月26日(月)にはプレミアリーグの戦いが再開される。

しかし、これだけでは全体像がつかめない。カラバオ・カップの準々決勝は12月20日(火)と21日(水)に行われる予定であり、今シーズン、実際のところはフットボールは止まらないのだ。さらにだ。クラブは、トーナメントと日程が重ならない範囲で、ワールドカップ開催中に親善試合を行う許可を得ているのだ。

通常のシーズンのインターナショナル・ブレイクは、UEFAネーションズリーグのグループステージが終了する9月末の1回だけで、10月にはクラブのフットボールのみとなる。

過密日程のチームにはより多くの休養を

プレミアリーグの監督たちは、スター選手たちの休養時間について常に不満を抱いており、これまで選手の福利厚生のために変更が加えられてきた。今シーズンから、水曜日の夜にチャンピオンズリーグでアウェイゲームを戦うクラブは、土曜日の英国時間午後12時30分のテレビ中継枠に選ばれなくなる。すでに放映日程が決まっているクラブでも、チャンピオンズリーグの日程が発表されたときにこのケースに該当した場合は、プレミアリーグの試合が土曜日の夜に変更される。

また、クリスマス期間中に48時間以内に2度の試合をすることはなくなった。これまでにはクリスマス期間中に対戦相手よりもはるかに多くの休息をとれるクラブがあり、しばしば不平等が発生していた。そのため、クリスマスの日程は12月26日、12月31日、1月2日にいったん設定され、実際にはこの期間と1月の第1週に試合間隔が分散され、休息がとれる日数が最適化されることになる。

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