Evening Standard/Dan Kilpatrick
トッテナムがウディネーゼの左サイドバック、デスティニー・ウドギの獲得に向け交渉中だ。
アントニオ・コンテが個人的にスパーズに獲得を進言したと言われるこのU-21イタリア代表は、スパーズが獲得した後にシーズン・ローンでウディネーゼに戻すことになるようだ。
ウドギは、セリエAで印象的な躍進を遂げた後、イタリア代表への初招集が期待されている。
昨年の夏にヴェローナからウディネーゼに加入した19歳のウドギは、リーグ戦で35試合に出場して5ゴールを挙げた。
トッテナムのスポーツ・ディレクターであるファビオ・パラティチはイタリアの移籍マーケットに精通しており、ウドギは大きな可能性を秘めた若手と見られている。
この補強は、昨夏にスパーズがメスから加入したパペ・マタル・サールを、昨シーズンすぐにフランスの古巣クラブにローン移籍させたのと同じようなものだろう。
この夏、スパーズではイヴァン・ペリシッチ、イヴ・ビスマ、リシャルリソン、クレマン・ラングレ、ジェド・スペンス、フレイザー・フォースターに続き、ウドギは7人目の新入団となる。
ペリシッチをインテルからフリーで獲得したコンテは、新シーズンの左ウイングバックのオプションにすでに満足しているようだ。ライアン・セセニョンは、この33歳と先発の座を争うことになる。セルヒオ・レギロンは、この夏、スパーズを退団する可能性があると言われている。
トッテナムは土曜日にサウサンプトンのホームで新シーズンを開幕し、コンテのもとでタイトルを狙う彼らの先には真のエキサイティグが待ち構えている。
オリヴァー・スキップはトレーニング中に足を負傷し、開幕戦を欠場することになった。このミッドフィルダーは骨盤の問題で昨シーズン終盤を欠場し、コンテのもとでチームへの定着を目指そうとする中の今回の負傷で、さらにフラストレーションを溜めているようだ。
リシャルリソンはサウサンプトン戦が出場停止となり、同じく新加入のビスマは先週末にイスラエルで行われたローマとの親善試合でハムストリングを痛め、出場が危ぶまれている。
