アンジ・ポステコグルー:ソーシャル・メディアで承認を求めるのは刑務所の庭で自分の無実を叫ぶようなものだ

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「しかし、彼らは一方でその声を聞いている人たちについて知っておくべきことがある…より良い言葉が見つからないが、ソーシャルメディアは『刑務所の庭で自分の無実を叫ぶようなものだ』と理解できるほどには大人にならなければならない。そこで同情を集めようなんてしてはいけないんだよ」

「どちらにしたって多くの声が返ってくるだろうし、それに対する備えができていれば大丈夫だよ」

「ところが、もし自分の気分を良くしようとしてそこに飛び込むのであれば、私の感覚では、私はすべてを経験したわけではないが、たとえ相応の理由があって言いたいことを言い、表現したいことを吐き出しても、良い気分になることはめったにないだろう」

「このようなプラットフォームでは、いつも『何も言うべきではなかった』と考えてしまうものだ」

ポステコグルーは、選手たちにXやInstagramなどを利用しないよう警告したかとの質問に対し、「私は(選手たちに)アドバイスをしているよ」と答えた。

「しかし、私は彼らの立場ではないので、いつも指示することをためらっている。もし私がフットボール選手として今を生きている20代前半だったら、ソーシャルメディアに夢中にならないと誰が言えるだろうか?かつては自分の時代はいつも外で遊んでいたからといっても、子どもたちからiPadやPlayStationを取り上げることができなかっただろう」

「公平を期すために言うと、我々の時代には選択肢が無かったんだ。もし他に選択肢があったなら、おそらく私も家の中で遊んでいただろうね。だから、ある程度の理解が必要になる」

「同時に、私は少しアドバイスを与えるように努めている。彼らは、あなたが人生で得られるすべての情報と、そこから得られるすべての良い経験には、常に責任と理解が必要であり、それほど良くない経験も存在する可能性があるということを理解して、それに備えなければならないんだ」

「もしそうでないなら、あるいは期待とは異なる方向に進んだ場合にそれが自分に本当に深刻な影響を与えるなら、おそらく止めた方が良いだろうし、おそらくその世界に入る準備ができていない感じなければいけないだろう」

「これは老婆心だよ。若者がどれだけ聞いてくれるか、どれだけ正しいか分からないがね。私にできるのは、自分の経験からアドバイスすることだけだ」

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