また、すべてのクラブは21歳以下の選手を「21歳以下の選手リスト」で登録することができ、それによって25人の登録メンバーとは別に選手を登録できる。2023/24シーズンの「21歳以下の選手リスト」に入るのは2002年1月1日以降に生まれた選手となる。
トッテナムの外国人選手の数に関しては、ゴールキーパーのウーゴ・ロリスがMLSのロサンゼルスFCに移籍したことを受け、ヴェルナーがその代わりとなる。マンチェスター・ユナイテッドがセルヒオ・レギロンの1月にローン契約を中断することが決定したため、スパーズの外国人選手はさらに1人増加し、17人の登録枠を1人超えることになる。
しかし、スパーズの外国人の選手数に関しては、2月1日(木)までにかなりの動きがありそうで、退団に向かう選手も出てきそうだ。エリック・ダイアーは、バイエルン・ミュンヘン行きの憶測がメディアの見出しを独占した。
ポステコグルーはバーンリー戦の後の記者会見で、ベン・デイヴィスがハムストリングを負傷した件について、センターバックの数が不足しているトッテナムがダイアーを放出する余裕があるかとの質問に「はい（Yes）」とシンプルに答えた。ピエール・エミール・ホイヴィアは、夏にアトレティコ・マドリード、マンチェスター・ユナイテッド、フラムへの移籍の噂があったにもかかわらず、それら移籍が進展しなかったため、引き続きこの冬にも移籍の可能性が取りざたされている。
スパーズは中盤に人材が豊富で、パペ・マタル・サールの離脱にも関わらずホイヴィアはバーンリー戦で先発メンバーから外れたため、経験豊富なこのデンマーク代表ミッドフィルダーは、ユーロ2024に向けてレギュラーでプレーできる新天地を探して移籍する可能性がある。トッテナムで最後の試合に出場したとみられる選手の1人はイヴァン・ペリシッチで、ポステコグルーもバーンリー戦の前の記者会見でその見通しを明かしている。
前十字靭帯の負傷による長期離脱中のペリシッチは、今月に古巣のハイドゥク・スプリトへの復帰が噂されており、クロアチアでは冬の移籍マーケットが2月中旬まで開いているため、2月に彼と契約する可能性がある。たとえペリシッチがシーズン終了までトッテナムの選手として残るとしても、スパーズは外国人選手の登録数が制限を超えていると判断した場合、プレミアリーグの25人の登録メンバーから外すことを選択する可能性がある。
ヴェルナーの加入により、ブライアン・ヒルも今後数週間で退団を巡ってメディアの見出しに載るかもしれない。ヴェルナーはヒルのポジションを奪う可能性が高く、さらにマノル・ソロモンも間もなくトレーニングに戻る予定であるため、スペイン人がローンで離れることになるかもしれない。
シーズン後半にプレー時間を確保したいレギロンにも、新たな移籍先（ローン先）を探す可能性が高い。リーズ・ユナイテッドがジェド・スペンスのローン契約を短縮することを決定したため、このイングランド人もノースロンドンに戻っており、この1週間でローン先からトッテナム・ホットスパー・スタジアムに戻った2人目の選手になる。
