2023/24シーズンに関しては、トッテナムは次のシーズンで欧州の大会への復帰を確実にし、さらにシーズン後半にある程度の安定性を見つけられれば、チャンピオンズリーグ出場権を獲得する可能性がある。組合せ抽選次第ではFAカップも終盤のステージに進出する可能性もあり、5月末にウェンブリーの舞台に立つことが期待される。
トッテナムが2024/25シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を獲得できれば、ポステコグルーのチーム戦力を次のレベルに引き上げるために、クラブに夏の移籍マーケットで大きな軍資金を用意させることができる。トッテナムを自らが望むレベルのクラブにするためには、あと数回の移籍マーケットが必要であることをポステコグルーは明らかにしているが、もし彼の補強の希望が叶えられ、チーム戦力がこのまま成長を続けることができれば、今年の年末にかけてこのクラブは非常にエキサイティングなものになる可能性があるだろう。
この年明けには、数人の選手がクラブとの現在の契約を延長する動きがある。ソンはトッテナムとの契約の最後の18ヶ月に入っており、これから数ヶ月に渡って契約延長の交渉が行われるだろう。現在2026年夏まで契約を結んでいるサールとベンタンクールについても同様だ。
Kieran Horn – トレンド・ライター
2024年上半期をトッテナムが実りあるものにするには、負傷した3人が復帰し、実戦ですぐさま順応できるかにかかっているだろう。プレミアリーグのどのチームも多くの負傷者に直面している中、スパーズは主要なポジションで多くの主力選手が負傷しており、クリスティアン・ロメロ、ミッキー・ファンデフェン、ジェームズ・マディソンが欠場している。
今後数週間、アンジ・ポステコグルーは、アジア・カップとAFCONのため一時的に離脱するキャプテンのソン・フンミン、イヴ・ビスマ、パペ・マタル・サールを欠いて戦わなければならない。ありがたいことにウィンターブレイクがあるため、この3人がスパーズの公式戦を欠場する試合数はあまり多くないかもしれないが、FAカップのバーンリー戦、マンチェスター・ユナイテッド戦、ブレントフォード戦では彼らの代役を誰にするかを考える必要がある。
ポステコグルーが就任して最初のシーズンだけに、成功を収めるにはいくつかの大きな障害があったにもかかわらず、リリーホワイツはトップ4でフィニッシュするのに十分な強さを持っていることは確かだ。アーセナル、リバプール、マンチェスター・シティはいずれもプレミアリーグのタイトルを争う態勢を整えており、上位3位を確保する見通しだが、アストンヴィラはシーズン後半に週2試合の日程を戦うことに慣れていないため、これから低迷する可能性がある。
