今回はアンジ・ポステコグルーのスパーズの1月の移籍ビジネスに関して、football.londonのトッテナム担当記者が展望した。
football.london/Rob Guest
1月の移籍マーケットが正式にオープンした。トッテナム・ホットスパーにとって重要な1ヶ月となるこの移籍マーケットで、英国時間の2月1日(木)の午後11時までに、新加入選手として誰がやってくるのか、N17に注目が集まるだろう。
アンジ・ポステコグルーは、特にさまざまな理由によりチーム戦力が削がれていることを考慮すると、クラブが早期の補強を実現するために早い段階で動くことが重要であることをすでに明言している。もちろん、新加入選手に契約書への署名をさせるべくトッテナムの関係者全員が全力を注ぐことになるが、一方で今月中にかなりの数の退団も見られるかもしれない。
それでは、ダニエル・レヴィら経営陣はどのような移籍ビジネスを進めるべきなのか。2月1日までにポステコグルーのためにやるべきことは何か？その疑問を、football.londonのトッテナム・ホットスパー担当記者であるRob Guestにぶつけた。
コナー・ギャラガーの契約
コナー・ギャラガーは、チェルシーでの将来の問題が決着するまで、常にニュースの見出しに載ることになるだろう。今シーズン、マウリシオ・ポチェッティーノのもとで素晴らしいパフォーマンスを見せ、何度もチームのキャプテンを務めているにもかかわらず、23歳のギャラガーはスタンフォード・ブリッジを離れることを許される可能性がある。
ギャラガーはポステコグルーのチームで背番号8の役割でプレーし、これから大物となる資質を備えているため、トッテナムにとってはこの補強は完全にフィットするはずだ。トッテナムとチェルシーは過去にクラブ間で移籍取引を行うことがほとんどなかったが、トッド・ボーリーがブルーズのオーナーになったことで状況が大きく変わろうとしているかもしれない。
夏にスパーズが賢明な補強を行ったこともあり、ギャラガーがロンドンのライバルへの移籍を成立させることができれば、夏の補強に続けての見事な移籍ビジネスと評価されるだろう。
トッテナムの移籍マーケットでの当面の優先事項は、クリスティアン・ロメロとミッキー・ファンデフェンをカバーするセンターバックと契約することだ。理想的には、スパーズは金曜日の夜のFAカップのバーンリー戦の前にディフェンダーを獲得してその新加入選手がプレーするか、プレミアリーグの次節マンチェスター・ユナイテッド戦までに十分な準備時間を確保できるようにする必要がある。
