ボーンマスをプレミアリーグのここ9試合で7勝、わずか1敗で12位に押し上げた指揮官のアンドニ・イラオラに、ポステコグルーは感銘を受けている。
「彼は素晴らしい仕事をしているよ。チームは素晴らしいスタートを切れなかったし、彼だけでなくクラブ全体が、自分たちが築き上げようとしていたものから遠ざかるのは簡単な判断だっただろうが、そのやりかたにこだわり続け、その成果が最近の結果なんだ。非常に有望だね。計画を忠実に守ってくれたのは彼とフットボールクラブの功績だよ」
ポステコグルーは、負傷と出場停止が相次ぐなかでトッテナムのチーム戦力についてより深く学ぶことができ、どの選手を長期的なチーム構想に入れるかを判断できたか、という質問を受けた。
「いや、そうではない。それを知るために負傷者が出る必要はないと思うよ。我々が経験した離脱者が相次ぐ状況によって、我々が望むフットボールをプレーする能力の限界をテストできたくらいいだね」
「これで一部の選手を評価するのは不公平だ。我々のプレー方法は、他のクラブのプレー方法よりもかなりの肉体的な負担が伴う。我々がその強度を維持し、チームとして戦い抜くには、強力なチーム戦力が必要であることは周知の事実だよ」
「現時点ではまだその目標には程遠いのだが、当然のことながらこれまでに移籍マーケットを一度しか経験していない。（一度だけで）実現するはずはないよ。我々はまだ出発点にいる。その文脈の中で、我々は競争したいんだ。我々は競争できるポジションにある。だから我々が前進し続ける必要があるんだよ」
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