ハリー・ウィンクス、トッテナムの小さなイニエスタの大きな野望

この記事は約4分で読めます。

他のクラブであれば、彼はローンに出され、高額の補強費で連れてきた選手のために枠を空けることになっただろう。日曜にチェルシーとの対戦を控えているスパーズでは、飛躍を遂げた昨シーズンを経て、さらにレベルアップを狙えるのである。

今のフットボール界のファイナンスは狂っている。そのなかにあって、このクラブは屈強に立ち向かっている。

彼に刺激を与えた人物としてハリー・ケインの他にもその育成に携わったアカデミーの監督、ジョン・マクダーモットがいる。

「彼(ケイン)はフットボーラーとしてワールドクラスなだけじゃなく、人間としても一流なんだ。一生懸命励んでいるし、お手本を見せている。話していても本当にナイスな男なんだよ」

バルセロナのミッドフィルダーに因んで、「小さなイニエスタ」と呼ばれるウィンクス

ハリー・ケインと同じように、ファンの寵愛を受けたいか?

「そうなったらナイスだね」

「まだまだ自分はやらなきゃいけないことがいっぱいあると思ってる。良いシーズンを1シーズン過ごせたと思ってるけど、ハリー(ケイン)がこの4年続けていくように、僕もこれを続けていくことが重要だ。謙虚に、分別を持って、懸命に続けていくことさ」

ケインに刺激を受け続けているなかで、ウィンクスは、チェルシーを離れてファーストチームでプレーすることを選択したU-21イングランド代表のチームメイトであるナサニエル・チャロバーやルーベン・ロフタス・チークを励ましている。

ハリー・ケインは、トッテナムのアカデミーの若手たちに刺激を与え続けている
この記事を評価する
タイトルとURLをコピーしました