夏以降、足首の怪我に悩まされ、ローン先のサンプドリアでまだ試合に出場していないハリー・ウィンクスが、この問題に関して大きな決断を下したことを明かした。
ハリー・ウィンクスは、サンプドリアに在籍中に悩まされた足首の怪我の手術を受けたことを明らかにした。トッテナムのミッドフィルダーは今シーズンの前半をセリエAにレンタル移籍しているが、まだ出場機会はない。
1月にロドリゴ・ベンタンクールが加入したことで、ウィンクスはトッテナムの中盤でさらに序列を下げられ、夏にブライトンからイヴ・ビスマを獲得したことで、かつてのイングランド代表ミッドフィルダーの状況はさらに悪化してしまった。
ウィンクスは、セリエAのサンプドリアへのローン移籍を決める前の夏に、いくつかの選択肢を持っていたが、足首の怪我に悩まされ、新天地でインパクトを与えるのに苦労しているのが現状だ。
最近、怪我の問題で出場機会を得られていないウィンクスについて、イタリアのクラブがローン移籍の条件を再交渉する可能性があると噂されており、今回のニュースは26歳の選手にとって痛手となるだろう。
ウィンクスは自身のInstagramで怪我の手術を受けたことを明かし、それがサンプドリアでのキャリアにどんな意味を持つかにもかかわらず、チームを助けるために早く復帰することに集中していると宣言した。
「僕はこのクラブに全てを捧げるという希望を持ってここに来たんだ」
「でも、プレーするためにあらゆることを試みた結果、夏からずっと続いていた問題が手術という結果になってしまったんだ」
「手術はうまくいったと思うし、できるだけ早く復帰してチームに貢献することに集中しているよ。応援してくれた皆さん、本当にありがとう」
昨シーズン、ウィンクスはアントニオ・コンテのもと、全公式戦でわずか17試合の出場にとどまり、サンプドリアのデヤン・スタンコヴィッチ監督も、今回の手術の前にまだこの選手の動きを見ていなかったと明かしている。
報道によると、この手術によってウィンクスはさらに3~4ヶ月間プレーできない可能性があり、イタリアでの生活が早々に終わりを告げることになってしまう懸念がある。
