21歳のミッドフィルダーは、ハリー・ケインと同じ足跡を辿り、スパーズ・アカデミーからファーストチームへの成長を遂げている。
Mirror/Darren Lewis
ハリー・ウィンクスは目を輝かせ、未来のことを語りはじめた。
「まだまだやらなきゃいけないことはいっぱいあるよ。先行投資みたいなものだって考えているよ。すでに出来上がった建売りの家じゃなくて、特別な自分の趣向で作り上げていく注文住宅の家を作っていくような感じさ」
21歳のウィンクスは、トッテナムのユニフォームを着てのキャリアについて容易く語ることができる。ヘメル・ヘムステッドで生まれ、インフィールドで育ち、ホワイトハート・レーンで鍛え上げられたウィンクスは、これからウェンブリーでプレーする。
アカデミー出身の逸材として、順調に歩みを進めるウィンクス。
トッテナムとタイトルを争うであろうライバルたちが、巨額の補強費を投じて攻撃的ミッドフィルダーを狙っているなかで、このノースロンドンのアカデミー出身選手は、すでにマウリシオ・ポチェッティーノ監督から、「小さなイニエスタ」の称号を得ている。