タイの天候
今のバンコクの天気を気にかけないわけにはいかない。あるときは晴れていても、次の瞬間には土砂降りになる。タイは現在モンスーンの真っ最中で、土曜日の夜はセッションの間ずっと雨が降り続いた。
気温30度を超える蒸し暑い中で降った暖かい雨によって、選手たちはポステコグルーとコーチとともにずぶ濡れになった。
金曜日の夜遅くにパースから飛行機で雷雨を乗り越えてバンコクに到着したトッテナム一行は、ここでも雷雨に見舞われた。
過去にタイで開催されたプレシーズン・マッチでは天候が悪影響を与えており、ポステコグルーは日曜の試合で天候の影響が大きすぎて茶番劇にならないこと、そして誰も怪我をしないことを願っているだろう。
絶好調のロチェルソ
土曜日の練習試合や練習中にゴール量産状態だったのがジオバニ・ロチェルソだ。
火曜日の夜のウェストハム戦でもゴールを決めたアルゼンチン代表ミッドフィルダーは、セッション中にどこからでもネットを揺らしていた。
27歳の彼が新シーズンのポステコグルーのチーム構想に含まれるかどうかはまだ分からないが、彼がクオリティの高い技術を持っていることは疑いなく、セッションを通して美しいボレーやハーフボレーを何本か放ち、ゴールキーパーを無力化していた。
レスター戦のメンバーの示唆情報
ポステコグルーは、オーストラリアでのウェストハム戦の前夜の公開練習で、観戦に訪れた人たちがいることを気にかけずにチームを調整していたようだった。レスター戦を控えた土曜日の公開練習も同じだったのかもしれない。練習試合では、片方のチームが優れたメンバーに見えたこともある。
タイでのレスター戦で一部の選手に60分のプレー時間を与えると述べていたオーストラリア人指揮官は、メインピッチで11対11の練習試合を設定し、この2チームに加わらなかった選手たちと負傷明けの選手たちは、別ピッチでミニゲームを展開した。