FAの処分でトーマス・トゥヘルはベンチ入り禁止と罰金、アントニオ・コンテは罰金のみでベンチ入り可能

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アントニオ・コンテは、トッテナムがチェルシーと2-2で引き分けた後の衝突で、FAから15000ポンド(240万円)の罰金を言い渡され、チェルシーのトーマス・トゥヘルは1試合のベンチ入り禁止と罰金を受けた。

スパーズのヘッドコーチは、スタンフォード・ブリッジでの試合終了のホイッスル後の出来事で、アンソニー・テイラー主審からトゥヘルと共に一発レッドを提示された。コンテはブルーズのボスと握手をしようとしたが、トゥヘルは「イタリア人が自分の目を見ていない」と自ら後述した理由で怒り、手を離すどころか強く握って放さなかった。

そのため、両者は顔を突き合わせ、両軍ベンチと選手たちは混乱状態になったが、肉体的な衝突はなかったようだ。コンテとトゥヘルは、試合中にトッテナムの同点ゴールの後に口論となり、すでにイエローカードをもらっていた。

試合の次の日、FA(イングランド・フットボール協会)は、FAの規則E3に違反したとして両方のヘッドコーチを起訴し、次のように声明を出していた。

「この試合の終了後の両チームのマネージャーの行動が不適切だった」

この起訴を受けて両者は、木曜日までに、起訴内容に対する回答を提出しなければならなかった。

独立委員会は金曜日に、コンテには15000ポンドの罰金を科すことを決定したが、トゥヘルは今後の試合のためにベンチ入りを禁止され、さらに35000ポンド(560万円)の罰金が科された。

FA広報担当者は次のように述べた。

「独立規制委員会は、本日、トーマス・トゥヘル監督に35000ポンドの罰金と1試合のベンチ入り禁止、アントニオ・コンテに15000ポンドの罰金をそれぞれ命じ、彼らはFAの規則E3に違反した。トーマス・トゥヘルとアントニオ・コンテは、2022年8月14日(日)に行われたプレミアリーグのチェルシーFC対トッテナム・ホットスパーFCの試合の終了の笛の後の振る舞いが不適切だったことを認め、両監督に書類回答を要求した」

「これらの制裁は上訴の対象となり、トーマス・トゥヘルの1試合のベンチ入り禁止は、独立規制委員会の決定理由書が順次公開されるまで一時的に中断された」

トゥヘルの試合後のテイラー主審に関連する記者会見でのコメントに対するFAの別の調査は、引き続き進行中である。

アントニオ
アントニオ

トゥヘルのベンチ入り禁止は、今週末ではないかもしれないね。

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