ウーゴ・ロリス:あの瞬間のハリーの辛さは僕にもよく分かる

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ウーゴ・ロリスは、トッテナムのチームメイトであるハリー・ケインが、ワールドカップ準々決勝のフランス戦でPKを失敗したことについて「気の毒に思っている」と語った。

ケインは、後半早々にPKを決めてイングランドの同点ゴールを決めたが、その後の2度目のPKのチャンスではゴールを決めることができず、イングランドは2-1で敗れ、前回王者フランスの準決勝進出を許してしまった。

フランス代表のキャプテンであるロリスは、過去10年に渡ってスパーズでケインと一緒にプレーしてきたため、ケインのことをよく理解している。

このPKを蹴る前に、ロリスがケインを威嚇したという見方が広まったが、35歳のロリスは試合後、そのような事実を認めなかった。

しかし、彼はストライカーへの共感を示して次のように語っている。

「正直に言いたいんだけど、全ての感情を込めた大きな試合だし、あの局面がカギだったんだ」

「立ち向かった相手は正直に言えばチームメイトであり、僕が大いに尊敬する男だ。あの試合のあの重要な場面でケインは責任を背負っていた」

「フランス代表にとって幸いなことに、彼は失敗した。彼は強いので、あまり長く引きずることはないかもしれないね。あの瞬間の彼の辛さは僕にもよく分かるよ。試合後、ハリーとは話してはいないよ」

イングランドがより優勢に試合を進めたにもかかわらず敗れることになり、やるせない思いを抱えているように見えたケインは、試合後のインタビューで敗戦の責任をとることになった。

勝ち上がったフランスは準決勝でモロッコと対戦し、60年ぶりのワールドカップ連覇を目指す。

もしワールドカップ連覇に成功すれば、ロリスはその2大会でキャプテンを務めてこの偉業を成し遂げた最初の選手となる。

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