アントニオ・コンテ：スペンスはクラブの判断で獲得した投資だ

トッテナムが今シーズンのプレミアリーグでタイトルを獲得できるかという質問に対し、コンテは「イングランドでの挑戦は、首位との勝ち点差を克服したイタリアでの挑戦とは全く異なる」と一笑に付した。

「タイトルを獲りたいという気持ちは分かるけど、私は現実的なんだ。また、私がインテル・ミラノの監督に就任したとき、ユベントスは何年も何年もインテルと20ポイント以上の差をつけていた。1シーズン目はその差を縮め、2シーズン目には優勝したが、イタリアではタイトルを争うチームは1つしかいなかった。ここ（イングランド）では、多くのチームがいるんだよ」

「リバプール、シティ、チェルシー、…チェルシーは2年前にチャンピオンズリーグを制し、昨年はクラブ・ワールドカップを制した。マンチェスター・ユナイテッドも強いし、アーセナルも移籍マーケットでお金をかけている」

「タフなシーズンであると同時にエキサイティングなシーズンでもあるが、我々は自分たちをプッシュし、改善するよう努めなければならない。すべての状況において、すぐに競争力を発揮できるように改善することだよ」