アントニオ・コンテ:スペンスはクラブの判断で獲得した投資だ

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昨シーズン、コンテは自身のクラブでの将来に疑問を投げかけたが、スパーズをチャンピオンズリーグに導いた後、最終的に彼の決断は真っ当なものに思えた。コンテは、最終的にはN17に留まるということが、シンプルな決断だったと明かした。

「私の口から『プロジェクトは始まったばかりだ』と言ってたのさ。トッテナムと2年契約を結び、それからクラブと話をして、何か重要なものを築き上げたいと我々が理解したときだ」

「我々はそれが単純ではないことを認識合わせする必要がある。イングランドでは昨シーズンに我々よりも上の順位で終えたチームが3つあるからね」

「チェルシー、そして特にリバプール、マンチェスター・シティは我々より20ポイント以上多くの勝ち点を獲得し、ユナイテッドは昨シーズンがたまたま悪いシーズンだった。最後の3試合でアーセナルを出し抜いたが、それでもイングランドの戦局は簡単ではない。それでも我々はチーム戦力の強化に取り組んでいる。昨シーズンはチャンピオンズリーグ出場という大きな目標のために懸命に努力したと私は思うよ」

「今、我々はチームを強化していきたい。1月に4人の選手がローンで退団し、その後に2人の選手を獲得したわけで、1月のベンタンクールとクルゼフスキの加入はとても重要だったわけだ。これからチャンピオンズリーグ、プレミアリーグ、FAカップ、カラバオ・カップの4つのコンペティションがあり、競争力をつけるには優れたチーム戦力が必要だが、我々はこの道を歩み始めたばかりだということを肝に銘じなければならない」

「他のチームは重要な選手を補強し、それに大金を費やしているようだが(笑)、イングランドではレベルが非常に高いのでそれも普通のことだし、他のチームも同じ考えを持っているんだね」

コンテはこれまでのトッテナムの移籍マーケットでの動きを高く評価しており、新たに獲得した6人が来シーズンのプレミアリーグとチャンピオンズリーグに挑むクラブの力を向上させてくれると信じている。

「我々は強化されているよ。確かに我々は成長しているが、それは当然のことだ。移籍マーケットでお金を無駄にしないようにするのは当然だが、お金を投じると決めてこの夏にここまでは正しい投資をしてきたと思うね」

「多くの人がこれまでの動きに驚いているようだが、ビジョンが明確であれば、私は自信を持ち、トレーニングに励み、チーム戦力を向上しようと努力をする。ファビオ(パラティチ)はこの状況に大いに貢献してくれている。我々はとてもよく働いているが、少し忍耐が必要であることをわきまえることが重要だ」

「もし、たった1年7ヶ月で何か特別なことができるのであれば、私は真っ先に喜ぶよ。シーズンの最初から最後まで、選手たちが野心を持ち、すべての試合、すべての大会で競争力を発揮できるよう、後押ししていくつもりだ」

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