アントニオ・コンテはウルブズ戦も欠場し、その後のACミランとの決戦には復帰予定

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胆のう摘出の緊急手術を受けたスパーズのヘッドコーチは、イタリアで療養を続けていた。

Evening Standard/Dan Kilpatrick

トッテナムのヘッドコーチを務めるアントニオ・コンテは今週末にロンドンでの仕事に復帰する予定だが、土曜日のウルブズ戦ではチームの指揮を執ることはないだろう。

コンテは土曜日の夜にロンドンに戻り、日曜日にはホットスパー・ウェイにやってきて、水曜日のチャンピオンズリーグのベスト16でACミランをホームに迎える大一番でベンチに入ることになるだろう。

アシスタントのクリスティアン・ステッリーニは金曜日に次のように語った。

「今週中に戻ってくると言ったんだけど、(土曜日の)ウルブズ戦の後にはロンドンにやってきて、日曜日から再び指導をすることになるよ」

「医師がこれを決定するんだ」

コンテは、2月1日に胆のう摘出の緊急手術を受けてから、トリノの自宅で療養していた。

ステッリーニはその手術の4日後に1-0で勝利したマンチェスター・シティ戦を指揮したが、コンテは手術からわずか1週間でいったん仕事に復帰し、連敗を喫したレスター戦とミラン戦で監督を務めた。バレンタイン・デーに行われたサン・シーロでの試合後の検診で、執刀医から安静を勧められたという。

「簡単な手術ではなく、突然の深刻な緊急事態であったこの手術を甘く見ていたよ」と、コンテは当時は語っていた。

「私の体は自分の焦りによって苦しみ、今は全治まで療養することを余儀なくされているんだ」

ステッリーニは、コーチのライアン・メイソンのサポートを受けながら、プレミアリーグのウェストハム戦とチェルシー戦に勝利したが、水曜日のFAカップ5回戦のシェフィールド・ユナイテッド戦では敗退した。

ホットスパー・ウェイには戻っていなかったコンテだが、ステッリーニをはじめとするコーチングスタッフと1日に何度も連絡を取り合い、メンバーの選択、試合での戦術、そして試合中の決断に至るまで、主導的な発言力を維持してきた。なお、2月のプレミアリーグの月間最優秀監督賞には、ステッリーニではなく、コンテがノミネートされている。

当初は医師の指示に従わずに手術から間もなくチームに合流したコンテだが、トリノに戻ってきてからは、クラブの医療スタッフと毎日連絡を取り合い、外科医と相談しながら復帰時期を決定してきたという。

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