無残な試合のスタートにもかかわらず、チャンピオンズリーグ・グループリーグを勝ち抜いたトッテナム

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Evening Standard/Dan Kilpatrick

トッテナムはマルセイユの地で土壇場での2-1の逆転勝利を収め、グループリーグ首位でベスト16に勝ち進んでいる。

グループリーグ突破には引き分けが必要な状況で臨んだ試合だが、終了間際のゴールでグループリーグ首位を決めることができたスパーズ。前半を終えた時点で勝ち抜くには後半にゴールが必要となったスパーズは、ピエール・エミール・ホイヴィアを文字通り試合終了間際に放った強烈なゴールが、スパーズの気迫と個性を物語る結果となった。

またしても序盤の不甲斐ないプレーからの逆転勝利で、スパーズのパフォーマンスに対する疑問は拭えないが、この結果によって、スパーズはワールドカップの後も強力なポジションを維持して後半のシーズンに臨むことがほぼ確実となった。

南フランスの熱狂的な雰囲気の中、スパーズは前半のアディショナル・タイムにシャンセル・ムベンバのヘディング・シュートで先制されたが、その後、後半に立ち直り、クレマン・レングレがヘディングで同点ゴールを決め、終了間際にホイヴィアがポスト内側にゴールを決めて逆転勝利した。

この日は、デヤン・クルゼフスキ、リシャルリソン、クリスティアン・ロメロを欠き、ソン・フンミンは前半に頭を負傷して退場している。

しかし、アタッカー陣の欠場による火力不足と過酷なスケジュールにもかかわらず、スパーズはアディショナル・タイムの最後の1秒まで戦い抜き、終了間際の決勝ゴールでアイントラハト・フランクフルトを抑えてグループ首位となり、来年のノックアウト・ステージで有利な抽選権を得られることになった。

スパーズの逆転劇は続く

試合はスパーズにとってお馴染みのパターンで、前半のひどいプレーを経てハーフタイムの後に盛り返すというものであった。

前半の45分間、マルセイユの陣地にはほとんど足を踏み入れず、アディショナル・タイムにムベンバがヘディングで先制するまで、スパーズはわずか2本のシュートを放ったに過ぎなかった。実際、前半のスパーズは敵陣のファイナル・サードでわずか6本のパスを通しただけで、それらのすべてが後方へ流れていったものだった。

土曜日に逆転勝利を飾ったのボーンマス戦、1-1のドロー似終わったスポルティング戦、さらに敗れたニューカッスル戦よりも、さらに忌まわしい前半の45分間であった。

しかし、それらの試合と同様に、スパーズは後半に大きく改善され、試合に勝つための十分すぎるほどのチャンスを手にした。

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