ハリー・ケイン:僕らは後半こそより屈強に戦えるチームなんだ

この記事は約6分で読めます。

トッテナム・ホットスパーのストライカーは、マルセイユでチャンピオンズリーグの運命を逆転させたハーフタイムでの出来事を説明した。

ハリー・ケインは、キャプテンのウーゴ・ロリス、そしてクリスチャン・ステッリーニとライアン・メイソンのコーチ陣の言葉が、トッテナム・ホットスパーのマルセイユでの劇的な運命の転換に役立ったと語っている。

アントニオ・コンテがベンチ入り禁止となるスタンドで見守る中、シャンセル・ムベンバのヘディング・シュートでマルセイユが先制し、スパーズはチャンスを作るのに苦労し、またしても前半に調子を崩してしまったように見えた。1-0のスコアは、ノースロンドンのクラブがチャンピオンズリーグから敗退し、ヨーロッパリーグに落ちることを意味していた。

しかし、トッテナムはハーフタイムを挟んで、より積極的に、エネルギーと意思を持って試合に臨み、まずはイヴァン・ペリシッチのフリーキックからクレマン・ラングレがヘディングでゴールを決め、すぐに同点に追いついた。そして試合の最後の局面で、ピエール・エミール・ホイヴィアが前線に駆け抜けてケインのパスを受けてゴールを決め勝ち越した。この結果、スパーズはグループリーグ首位を勝ち抜き、ノックアウトステージ進出を決めた。

ケインは試合後に次のように語った。

「後半は貪欲さと素晴らしいメンタリティを見せることができた。これまでの僕らのシーズンを物語っているようだし、僕らは後半こそより屈強に戦えるチームなんだ」

「ハーフタイムに何人かが、もっとアグレッシブに、もっとプレーの強度を持たなければいけないと言っていたけど、後半はそれができたと思うね」

「いい時間帯にゴールを決めて、さらにそこから試合を決定づけられるようなチャンスを掴んだ。相手にもチャンスが何度かあったけど、最後のゴールは格別なものだったし、あの重要なゴールで首位での通過を決めたんだ」

ハーフタイムの話し合いについてストライカーは付け加えた。

「あまり詳しくは明かせないけど、もちろんキャプテンであるウーゴが話したし、クリスティアン(ステッリーニ)とライアン(メイソン)がアントニオ(コンテ)の代役を務めていたね。今シーズンはこれまでもこのような状況に陥ったことはあったし、もう少し上手くやりたいとは言え少し慣れているから、パニックにならなかったことが一番重要なことだね」

「1ゴールでグループ突破ができるって分かっていたから、常に自分たちにチャンスがあると感じていたよ。特に相手チームが疲れてくる後半はね。まさにその通りの展開になったけど、選手たちとコーチ陣の戦果だよ。監督がいないのは楽ではなかったけど、監督はこの1週間の準備の大部分を担ってくれた。ただ、本当に重要な勝利だったし、クラブにとっても素晴らしい勝利だったよ」

この記事を評価する
タイトルとURLをコピーしました