クリスティアン・ロメロ:選手とアントニオ・コンテの間には溝があり、かなり苦戦を強いられた

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トッテナム・ホットスパーのディフェンダーは、インタビューでクラブの問題、自身の将来、そして自身のモチベーションについての正直な意見を明かした。

クリスティアン・ロメロは、トッテナムの選手たちとアントニオ・コンテの間に亀裂が生じたこと、クラブよりもアルゼンチン代表を選ぶという批判への強い否定、そしてこの夏に他クラブからのオファーを断ったことなどを明かした。

このアルゼンチン代表ディフェンダーは、アンジ・ポステコグルー時代に興奮している一方で、昨年12月にカタール・ワールドカップで優勝してからクラブに戻ったとき、コンテを中心としたチーム内の変化を感じたと認めている。その頃からスパーズはイタリア人指揮官のもとで苦戦し始め、すべてのカップ戦から撤退し、3月に退任するまでにプレミアリーグの順位が滑り落ちていった。

結局、トッテナムは昨シーズンのプレミアリーグで63失点を喫して8位に終わり、今シーズン、14年ぶりに欧州の大会への出場権を失っている。このチームの守備面での苦悩に自らの責任を認める25歳は、シーズン半ばのワールドカップから戻ったときには、クラブの雰囲気の変化がすでに明らかになっていたと語った。

「ワールドカップで優勝した後、トッテナムに戻ってきて、チーム内は監督から少し離れていたんだけど、それでも僕らが過ごしたシーズンの不振には責任を感じているよ」

「シーズンがあのような形で終わったことには満足していないけど、クラブが僕に寄せてくれたすべての信頼に応える準備ができているから、ベストを尽くすつもりだ」

「新しい監督は僕らに新たな希望をもたらしてくれた。選手たちは今素晴らしい状態にある。トッテナムを可能な限り上位に押し上げるため、僕らは素晴らしいシーズンを送れるように努力するよ」

世界最大のフットボールの大会を制して戻ってきたにも関わらず、ロメロは自分自身の勢いが落ちたのではなく、選手たちとイタリア人ヘッドコーチの間に明らかな隔たりが生じたのが原因だったと説明した。

「いや、僕自身のモチベーションに関しては何も変わってなかったよ。いつも同じさ。状況が異なっていただけなんだ。僕がクラブに戻ってきたとき、選手たちはコーチ陣との間にちょっと距離ができていたんだ。あれはかなり困難な状況だった」

「(復帰しての)最初の試合はホームでのスパーズ対ヴィラだった。そこからすべてが始まったんだ。僕らは1試合には勝ったが、その後は2試合に負けてしまった。バラバラになってしまっていて、全員が同じ方向を向いていないとき、コーチと選手が同じ方向を向いていないときは、困難な状況になるんだ。でも前にも言ったように、僕らが低調なシーズンを過ごしてしまった責任は、まず自分自身が取らないといけない」

「もう過去のことだ。二度と同じことを繰り返さないように、僕らはこれを反省材料として次に活かさなければならないし、今シーズンはクラブが成功できるように、正しい方法で物事を進めようと努めなければならない」

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