ベンタンクールの復帰、マディソンの加入、ホイヴィアの退団…アンジ・ポステコグルーが描く夢の中盤

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アストンヴィラ戦、ブレントフォード戦、リーズ・ユナイテッド戦では印象的なプレーを見せ、スパーズ・ファンに来シーズンの可能性を垣間見せた。ホイヴィアは1枠の守備的ミッドフィルダーの役割を担うことを望んでいるだろうが、ビスマとの激しい競争に直面するだろう。

ポステコグルーが加入したことで、元ブライトンのビスマが生まれ変わる可能性もあり、トッテナムはビスマに安定して出番を与えれば、アメックスでコンスタントに活躍していた頃のビスマを見ることができるかもしれない。

復帰したベンタンクール

もしベンタンクールが2月のレスター・シティ戦でシーズンを棒に振るような怪我を負っていなければ、トッテナムにとって2022-23シーズンはまったく違った展開になっていたかもしれない。1年半前にユベントスからスパーズに移籍後、チャンピオンズリーグ出場権獲得に大きく貢献するなど、数ヶ月で大きなインパクトを残したウルグアイ人ミッドフィルダーは、昨シーズンの前半戦も好調を維持していた。

中盤で冷静沈着なプレーを見せるだけでなくファイナル・サードでもゴールを量産し、大きなインパクトを残したベンタンクールは、26試合に出場し、6ゴールを挙げた。9月のレスター戦では、自らボールを奪取して、そのままピッチを縦に走り抜けて試合を有利に運ぶ決定的なゴールを決め、他にもスポルティングCP戦、ボーンマス戦でもゴールを記録。そしてリーズ・ユナイテッド戦では試合を決定づける2ゴールを決めた。

ポステコグルーをはじめ、トッテナムの関係者は、ベンタンクールの早期復帰を願っていることだろう。ベンタンクールは昨シーズン6ゴールを記録しているが、2023/24シーズンは、新ヘッドコーチのシステムにより、頻繁に前線に顔を出し、攻撃陣をさらにサポートすることになるだろうからだ。

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