ハリー・ケイン:最初の20分間は、またしても受け入れがたいものだった

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アンフィールドで前半の3点のリードを追いつき、勝ち点奪取まであと一歩と迫るもディゴ・ジョッタの決勝ゴールに沈んだ4-3で敗れたリバプール戦の後に、ハリー・ケインは次のように語っている。

ハリー・ケインは、トッテナムが2週連続で試合開始直後に大量失点をしたことを受け、「もっと戦局を理解する必要がある」と述べている。先週の日曜日、ニューカッスル・ユナイテッド戦では開始21分間で5ゴールを奪われたスパーズは、日曜にもリバプールを相手に15分で3-0とされてしまった。

リバプールに簡単に先制を許して、いっきに3失点を喫し、さらに失点するかと思われたが、スパーズはケインとソン・フンミンのゴールで追撃すると、アディショナル・タイムのリシャルリソンのゴールで同点に追いつく。しかし、その1分後、ルーカス・モウラのミスを突いたディオゴ・ジョッタが試合を決めてしまった。

トッテナムにとって、これほどまでの見事な同点劇から、再び奈落に突き落とされる終了間際の決勝ゴールは痛恨であり、ケインはこのような敗戦は「受け止めがたい」と語っている。ハーフタイムにライアン・メイソンからのメッセージについて語ったケインは、強豪との戦いでは試合の序盤に相手を黙らせることが重要であると説き、勝負強さを身につけるためにはより良い試合運びが必要であることを強調した。

「3-0の劣勢に立たされれば、まともなプレーを始めるのが簡単だし、なるふり構わずやれるんだ。ベスト・チームは、最初からそのような状態でスタートできてし、その時間帯にしっかりプレーできるんだよ」

「チームとして、その時間帯の大切さをもっと理解する必要がある。アンフィールドに来るのも、セント・ジェームズ・パークに行くのも、2つの本当に激しいスタジアムの雰囲気の中で戦うことだ。今日起こったことは、まさに相手が望んでいた展開で、一気に攻勢に出てきた。3-0にされてしまったら、こっちは高い強度でプレーするしかなくなるのだから、そういうときにゲームをスローダウンさせ、テンポを決めるってことをもっと経験する必要がある」

「僕らは粘り強さを見せたし、ボスはハーフタイムに『片意地を張りすぎないで、後半の最初の10分間で勝負を決めにいこう』と言っていた。それでハーフタイムにも話した後半にクリーンシートを維持できて、チャンスをものに出来れば、この試合で結果を出せると思っていたんだ」

「あと一歩のところだった。でも、最終的にこのような負け方をすると、それを受け止めるのは難しいよ」

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