スパーズの担当記者であるアラスデア・ゴールドによるクラブでの最新動向に関するファンの質問への回答をお届けする。
Football London/Alasdair Gold
この移籍マーケットではあまりお金を使わないという話をよく聞きますが、ポロの報道に加えてトロサールの話も出てきましたが…
Alasdair Gold:トロサードは興味深い存在だね。ブライトンから出るために、あちこちのクラブから彼にオファーを出すように促しているようだ。28歳の彼は、通常のスパーズの補強方針に合う選手ではないだろうが、コンテがプレミアリーグで実績がある選手として、いくつか要求項目を満たす一方で、ブライトンがこの夏に期限を迎える彼の契約について1年の延長オプションを行使したが、それでも移籍金が高騰することはなさそうだ。
彼は左サイドでも中央でもプレーできる万能型で、ゴールへの関与では今シーズンのプレミアリーグ16試合で7ゴール、2アシストと結果を残している。
トロサールが先発の座を狙うとすれば、トッテナムでは厳しくなるかもしれない。ソンやリシャルリソン、そしてペリシッチと左サイドのポジションを争うことになるのだ。だが、この3週間で代理人からスパーズに逆オファーしてくる選手は多くなりそうだ。
攻撃陣の層の薄さを考えると、間もなく契約が切れるザハやベンチが定位置となったサンマクシミンに対してスパーズは本腰を入れているのだろうか。どちらも獲得可能な補強ターゲットであり、チームに欠けている背後のスペースを狙えるスピードを持っていると思うのだが…
Alasdair Gold:スパーズは長らくザハとリンクしており、パラティチはサンマクシミンの大ファンだ。ザハとしてこの冬に安値で、または夏にフリーで獲得できれば、攻撃の良いオプションを追加できるが、30歳でおそらく高額の給与が必要となり、トッテナムの補強方針にも合うことはない。ただ彼はその点でコンテの補強らしさはあるものの、一方で、イタリア人が求める守備面での仕事量が伴っている選手であるかはわからない。ザハはより有利な夏のフリーでの移籍について、今月から国外のクラブと交渉をすることができる。
サンマクシミンは2026年までの長い契約を残しているので、ニューカッスルが現在放出する理由はなさそうだが、クラブが主導して放出を望み、動かない限り、1月の移籍マーケットで手頃な移籍金でやってくるとは考えられない。