アントニオ・コンテ:マンチェスター・シティ戦を控えての記者会見

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あなたは秀でた運動量を誇るチームを作り上げましたが、試合の序盤にハイプレスをかけ、その後は深く下がっているようです。後半に選手たちにプレスをかけさせようとしているのを見ましたが、なぜ急にその強度が落ちるのでしょうか?

試合の強度は相手にも左右されるんだよ。(日曜日の試合の)前半はハイプレスをかけ始めたが、優れた相手と対戦することもある。我々はそのプレッシャーに打ち勝つために努力しているんだ。

ハイプレスをかけると、後ろに多くのスペースができることを把握しておかなければならない。サカ、マルティネリ、マフレズ、フォーデン、グリーリッシュ、ハーランドのような選手がいれば、ゴールを奪われるリスクは非常に高くなる。それから、私の選手やディフェンダーの特性も考慮しなければならない。

自陣ゴール前の50メートルのエリアを高い位置で守っていればいいのか、それとももう少し低い位置にいてスペースをカバーしたほうが選手の特性上いいのかをね。そこをオープンにして相手に決定機を与えるような愚かなことはしないよ。

ピエール
ピエール

選手たちはコンテの指示やゲームプラン通りにプレスの強度を時間帯によってコントロールできているということを示唆しているね。

リシャルリソンがオプションとして戻ってきましたが、ポジション争いがソンをより良い調子へと押し上げることになるのでしょうか?

ああ、でも私の記憶が間違っていなければ、この話題について、以前あなた方は『リシャルリソンがソンにプレッシャーを与えてるのでソンがうまく機能していないのかもしれない』と言ってたよね。今は全く逆のことを言っているんじゃないかね(笑)

私はここにいてあらゆる質問を受けたいのだが、時にあなたは少し前に質問したことと全く逆の質問をすることもある。もしかしたら、ソニーはリシャルリソンのような控えていることのプレッシャーに苦しんでいるとあなたは言ってるんじゃないかね。

繰り返すが、異なるシーズンで状況も変わるんだ。選手も人間だし、ソンも人間だ。確かにソニーの話をすれば、昨シーズンは25ゴールを記録したよ。だが今シーズンはそれほど得点できていない。彼のゴールに期待している我々にとって、これは良いニュースではないんだ。でも、彼はロボットではなく、一人の人間なんだよ。

ソニーがプレッシャーに負けず、あるいはリシャルリソンのような他の選手のプレッシャーに負けず、得点を決め始めることを誰よりも望んでいるのが私なんだよ。これはフットボールだ。我々は、選手や監督、さまざまな状況、ポジティブなもの、ネガティブなものに直面しても努力しなければならない。トレーニング・セッションでも試合でも、最も重要なことは、ソニーがベストを尽くそうとすることだ。

ベストを尽くすということは、得点やアシストにつながることもあれば、得点やアシストに恵まれないこともあるということなんだよ。

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