水曜夜に行われたUEFAチャンピオンズリーグのアイントラハト・フランクフルト戦での勝利に満足しつつ、トッテナム・ホットスパー・スタジアムでの試合の終盤にやや脆さを露呈したことから、アントニオ・コンテは学ぶべき点があると感じているようだ。
鎌田大地のゴールで先制されたものの、ソン・フンミンの2ゴールとハリー・ケインのPKで3-1と逆転してリードを広げ、前半を折り返した。1時間後、トゥータが2度目のイエローカードを受けて退場となったことでスパーズは完全に主導権を握ったように見えた。
しかし、スパーズは完全に試合を掌握できたわけではなく、残り4分にファリデュ・アリドゥがヘディングで3-2とし、10人となったフランクフルトの選手たちに望みを与えてしまった。ブライアン・ヒルが倒されて得たPKをハリーが外すという珍事があり、フランクフルトがスパーズのボックス内にボールを打ち込むという緊迫した場面もあったが、それでも持ちこたえ、現在6試合中4試合を追えたグループDの首位に立っている。
SPURSPLAYの取材に対し、アントニオはこう語っている。
「私の意見では、我々は本当にいいプレーをしたし、得点するチャンスをたくさん作ったし、3ゴールを決めたし、たくさんのチャンスもあった。彼らのゴールキーパーが相手のベスト・プレーヤーだったね」