トッテナムが3-2で勝利したチャンピオンズリーグのアイントラハト・フランクフルト戦について、ウーゴ・ロリスが「もっとうまくやらなければならない」と口を開いた。
ウーゴ・ロリスは、水曜夜に行われたチャンピオンズリーグのアイントラハト・フランクフルト戦でのトッテナムの浮き沈みがある試合内容を好まないとを認めている。アントニオ・コンテ率いるスパーズは、トッテナム・ホットスパー・スタジアムで3-2の勝利を飾り、グループD突破に向け好位置につけたが、後半の30分間の優勢と追加点を考えれば、本当は1点差以上で勝利するべき内容だった。
ソン・フンミンの2ゴール、ハリー・ケインのPKで2点差としたが、リリーホワイツはそれ以上の追加点を決められなかったことの代償を払うことになった。ロリスは、スパーズはこの試合からポジティブなものを得ることができたが、改善しなければならない点もいくつかあると語った。
「特に最後の25分間のパフォーマンスには良い点がたくさんあったし、改善できる点もあったね」
「試合の入り方はあの失点もあって悪かったけど、そこから素晴らしい立て直しをみせることができた。僕らがリードを奪い、試合をコントロールすることができたから、僕は正しい道に進んでいると思ったよ」
「そして後半にチャンスを逃し始め、相手にレッドカードが出たことで、僕らは試合が決したと思ってしまったんだろう。でも、このチャンピオンズリーグのレベルでは、特にプレミアリーグでのプレーに慣れている場合は、簡単な試合はないんだよ」
「10人が相手でも、もっと集中しなければならないし、このような試合の終わり方は避けなければならない。でも、この勝ち点3には満足しているよ」
さらに、トッテナムは浮き沈みに対応できるようになったかと問われたロリス。
「結局のところスコアや勝敗だけが記憶されるんだ。でも、僕らとしてはパフォーマンスを分析し、個人としてもチームとしても、常に向上しようと努めなければならない。過去と比べたくはないね。今日は僕らがもっと試合の後半をコントロールすべきだったと思っているし、野心を持てば、フィールドで自ずと上手くいくからね」
「もちろん、たくさんの選手が入れ替わったけど、それも試合の一部であり、出場した選手にとってはいい機会だった。僕らは毎日ハードワークしているので、今回のような試合の後、もっとうまく試合をコントロールできたはずだったと、僕ら自身にフラストレーションがたまるのは理解できるよ」
「でも、不満はないね。勝ち点3を取れたことに満足しているし、それが一番大事なことだし、失点の後に素晴らしい立て直しをみせることができた。でも、とにかくこの浮き沈みなんだよ。望ましくはないね。トップチームになりたいのなら、こういう試合をもっとうまくコントロールできるようにならないといけないね」