Football London/Rob Guest
トッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われた3-2で勝利したチャンピオンズリーグのアイントラハト・フランクフルト戦で目撃した5つの出来事。
3-4-3の復活
前回のブライトン&ホーヴ・アルビオン戦では、3人の中盤を採用したアントニオ・コンテは、アイントラハト・フランクフルト戦で再びトッテナムのシステムを変更した。この試合では、昨年11月初旬にトッテナムで指揮を執り始めて以来、ずっと採用している3-4-3に戻した。
スパーズはブライトン戦の立ち上がり、1人多いミッドフィルダーを擁して秀でていたように見えたが、30分を過ぎたところでブライトンが試合をコントロールし始めて形勢は変わった。この試合ではイヴ・ビスマがベンチに下がり、リシャルリソンが先発して、ハリー・ケインやソン・フンミンと共に攻撃陣に戻った。
この試合では、序盤に先制されたものの、その後はスパーズが優勢に試合を進め、前線3人のコンビネーションとパフォーマンスが非常に印象的であった。3-4-3に戻したことが奏功した完璧な試合内容だった。
ヴェントローネへの哀悼
先週の土曜日、アメックス・スタジアムでフィットネス・コーチのジャン・ピエロ・ヴェントローネに感動的な追悼をしたのに続き、トッテナムは亡くなってから初のホームゲームで再びこのイタリア人に敬意を払った。試合前、クラブは彼のために空席としたベンチの写真をツイートした。
その席には、トッテナムのトレーニング・ジャケット、ストップ・ウォッチ、そして花輪が飾られていた。また、アイントラハト・フランクフルトのキャプテン、セバスチャン・ローデが試合前にヴェントローネの席の前にもう一つ花輪を供え、ドイツのクラブが品格を漂わせた。
そして、キックオフの数分前にはサウススタンドにヴェントローネを讃える大きな旗が現れ、1分間の拍手の間、その大旗が振られ、多くのイタリア国旗もこの経験豊かなフィットネス・コーチに掲げられた。このフットボール・クラブのみんなから慕われていた男への、本当に素晴らしいトリビュートだった。