アントニオ・コンテは、水曜夜に行われたUEFAチャンピオンズリーグ・グループDの初戦で、タフなマルセイユを相手に2-0で勝利するための戦術的微調整を語ってくれた。
前半、リーグアンで無敗を誇るマルセイユは、スパーズと同じ3バックとウイングバックでマンツーマンを仕掛けてきたため、ちょっとしたチェスのような試合となり、我々はそのシステムを崩すのに苦労した。
しかし、後半開始から数分でその状況は一変した。スパーズがボールを奪い、ハリー・ケインが深い位置からソン・フンミンのパスを出すと、ソンがシャンセル・ムベンバよりもわずかに先にボールをに触れてゴールに向かって疾走。これに対してムベンバが後方からタックルでソンを転倒させた。レフェリーのスラブコ・ヴィニッチは、このディフェンダーを退場させる以外に選択肢はなかった。
それでもスパーズがイヴァン・ペリシッチのクロスから、チャンピオンズリーグ・デビューとなったリシャルリソンがヘディングで先制ゴールを決めるまでに試合開始から75分を要することになった。その5分後、今度はピエール・エミール・ホイヴィアのクロスから、リシャルリソンがまたもやゴール上隅に突き刺さるヘディングシュートを決め、試合終了となった。