ノースロンドン・ダービーを日曜日に迎えるトッテナム・ホットスパーのボスは、プレミアリーグのタイトルを獲得するには様々な方法があると信じている。
アントニオ・コンテは、トッテナムが日曜日に首位アーセナルをホームに迎え打つにあたり、プレミアリーグのタイトルを勝ち取るには2つの方法があると考えている。
週末を迎える時点でミケル・アルテタのアーセナルは、2位マンチェスター・シティ、3位ニューカッスル、4位マンチェスター・ユナイテッドが続くプレミアリーグで首位に立ち、ノースロンドンのライバルである5位トッテナムとは11ポイント差である。アルテタの若いチーム戦力でリーグタイトルを獲得するのは難しいかと聞かれたコンテは、可能だと思うが、一方でマン・ユナイテッドのエリック・テンハフの話を聞いて、別のルートもあると指摘している。
「時間と忍耐さえあれば、難しいことではないんだ。アーセナルでのこのプロセスは、3年半前にアルテタと共に始まった。同じ若い選手と仕事をし、4年後に彼らが成長し強くなるのは普通のことだ」
「（タイトルを獲るには）2つの道があるんだよ」
「テンハフがマンチェスター・ユナイテッドについて語ったのを聞いたよ。カゼミロやヴァランのような経験豊富な選手と契約することは、勝利のメンタリティーをもたらす上で本当に重要だと言っていたね。もし、このプロセスを加速させたいなら、経験豊富な選手、勝者、勝ち方を知っている選手を連れてくることが重要だ」
「しかし、もう一つの方法は、若い選手を育てるには時間と忍耐が必要だということだ。ヒル、パプ・サール、スキッピー、セセニョン、スペンス、タンガンガ、そして23歳のエメルソンなど、このチームには8~9人の若い選手がいる。我々は多くの若い選手について話しているんだ」
「アーセナルは良い仕事をしているが、忘れてはいけないのは、昨シーズンの初めに彼らが抱えていた問題だよ。そこで多くの批判を浴びた。私が時間や忍耐について話すとき、それは言い訳ではなく、私が知っている状況なんだ。一つの方法は、若い選手たちがより強い選手に成長するのを待つことだ」
続けて、周囲がシーズン後半戦のトッテナムのチームに期待していることについてコンテは語った。
「私の期待は、シーズン後半戦をチームを向上させ、ベストを尽くすことだ。これまでのところ、この順位にいて、チャンピオンズリーグの次のラウンドに進み、FAカップを勝ち上がってるのは、いい仕事をしていることになる」
「これからも、自分たちのレベルを向上させるという野心を持ち続けなければならない。選手たちと話すときにいつも言っているのは、もっと上を目指したいのであれば、全員がレベルアップする目標を持たなければいけないということだ。それができれば、チームはもっと成長するはずだよ。そのためには、努力するしかないんだ」
