デヤン・クルゼフスキとハリー・ケインがセットプレー専任コーチのジャンニ・ヴィオを大絶賛

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トッテナムのセットプレー専任コーチはチームに好印象を与えており、その成果はフットボールのピッチの上ですでに見ることができる。

トッテナムの新セットプレー専任コーチであるジャンニ・ヴィオは、デヤン・クルゼフスキが土曜日に3倍の昇給に値すると話したほど、選手たちに好印象を与えており、ハリー・ケインもこのイタリア人を賞賛している。

かつてイタリア代表やACミラン、リーズ、ブレントフォードでも同様の役割を担っていたヴィオは、この夏、アントニオ・コンテによって、クラブのセットプレーのオプションを大幅に改善するために招聘された。ヴィオは4,830通りの攻撃時のセットプレーの形態を考案し、それを選手たちに適応させている。この男は、ユーロ2020でイタリアが優勝したときのインパクトでも称賛されていた。

スパーズは昨シーズン、プレミアリーグでセットプレーからわずか8ゴールしか挙げられず、これは最もゴールの少なかった降格組のノリッジより5ゴール多く、最もゴールの多かった王者マンチェスター・シティより13ゴール少ない数字であった。

ヴィオがノースロンドンに到着して以来、トッテナムが最初の3試合ですでに2つのセットプレーからゴールを挙げているのは偶然ではないだろう。チェルシー戦では96分にイヴァン・ペリシッチのコーナーからケインが頭でゴールを決め、土曜日のウルブス戦ではソンのコーナーからのペリシッチのフリックにケインが飛び込んでまたしても頭でゴールを決めた。エリック・ダイアーも開幕戦のサウサンプトン戦でセットプレーの次のプレーで、ニアのポジションに飛び込んで頭で合わせてゴールを決めている。

ヴィオはプレシーズンから試合前にチームと密接に連携しており、ケインは彼のチームへの影響力を絶賛している。

「トレーニングで鍛えているんだよ。セットプレーは、試合の流れを変えるために必要なものだからね。特にタイトな試合では、セットプレーがどれだけ重要かは分かっているよ。2試合で(セットプレーから)2ゴールだ。この調子でいけるといいんだけどね」

「僕らには(準備のための)十分な時間があったんだ。僕らはここまでの3週間を週に1試合のペースで戦っているので、試合の前の2日間は相手のことを研究して、僕らはそれを活かす方法を探して数日を過ごしている。そこでジャンニが助けてくれているし、監督も助けてくれるし、スタッフもみんな関わっている。ここまではいい感じだけど、このまま続けていかないといけないね」

スパーズのウィンガーであるクルゼフスキは、ウルブズ戦での勝利につながるゴールをもたらしたセットプレーの後、ヴィオにトッテナムはもっと金を払う必要があると言ったようだ。

「僕は3倍のお金を彼に払うべきだと言ったんだ。彼はもっと給料を上げるべきだよ!彼に感謝しないとだよ」

「彼はとても重要な存在だからね。見ての通り、彼が違いを生んでいるんだ。今日の試合はセットプレーで勝ったんだから、もっと頑張らないとね。最高の勝ち方ではないかもしれないけど、結果を出すためには必要なことだよ」

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