「彼のおかげでとても助かるよ。だから、彼の言うことを聞き続け、彼の言うとおりにしなければならないね。昨シーズンはこんなにたくさん（セットプレーから）ゴールができなかったけど、とても重要なことだよ。まだまだ僕らは上手くなれる。セットプレーを得るたびに、ゴールできると信じなければならないんだ」
ケインは、スパーズが昨シーズンから多くの面で改善され、今シーズンでは異なるメンタリティーを持っていると考えている。
「3月から4月にかけて、僕らは間違いなく改善されてきたよ」
「間違いなく強化されている。昨年の終わりごろから、メンタリティーが変わり始めていたんだ。チャンピオンズ・リーグに出場し、シーズン終盤のプレッシャーのかかる状況でパフォーマンスを発揮したことは、本当に重要なことだったね。それにもちろん、チーム戦力を強化して僕らはさらに良くなっているし、改善されている。監督とともに良いプレシーズンを過ごしたからね」
「監督は、ピッチ上でも、ピッチ外でも、メンタリティーについも、僕らに多くのことを要求してくるんだ。まだシーズンが始まったばかりなので、時間が経てばわかると思うけど、僕らは本当にいい状態にあるんだよ。もっと良くしなければならないことはわかっているし、特にチェルシー戦とウルブズ戦の前半戦は、もっと良くする必要があった。もっとよくしないといけないけど、シーズンが進むに連れて僕らはどんどん強くなると思ってるよ」
コンテは選手たちにもっと狡猾で冷酷になることを望んでいるが、ケインはそれと同じくらいピッチ上で賢くなることが重要だと考えており、新加入の選手たちはその勝利の知識をもたらしてくれると信じている。
「ある局面では賢くなければならないし、（ウルブズ戦のように）チームとして粘り強く戦うことも必要になるし、ある局面では耐えしのがなければいけないこともあると思う。特に前半は、きれいな展開ではなかったけど、僕らは耐え続け、団結していたよ」
「僕らは良いチーム戦力を作っているんだ。どの瞬間も、どの試合でも選手たちが情熱と貪欲さを持って勝利を目指すチームをね」
「それが良い環境を作っているんだ。練習でもそうだし、ポジション争いや、全員が監督にアピールしようとする姿勢も見てとれる。それが大事なんだよ」
多くの人たちがトッテナムの今シーズンへの期待を語り始めているが、今シーズンのトッテナムは、コンテの野心と過去の実績、そして7人の新戦力を獲得した夏の移籍マーケットによって、チームの将来性がその期待の裏付けとなっている。
