ケインとソンについてこれ以上語る必要はないだろうが、チーム全体がそうであるように、コンテのもとでのプレシーズンにフル稼働していれば、有益であることは触れておくべきだろう。
昨シーズン、11月1日にコンテが監督に就任して以降の12月中旬まで、ケインは調子が上がらず、ソンもシーズン終盤に爆発するまではイタリア人のシステムに慣れるのに時間がかかった。
ケインは常に自らが上達するために余地を探し求めており、そしてソンの父親の言うことを信じるのであれば、昨シーズンのプレミアリーグでゴールデンブーツを獲得した韓国人もさらに1段階か2段階のレベルアップが可能である。
ありえない話かもしれないが、プレミアリーグ史上最も決定力が高いペアは、来シーズン、さらに上を目指すためのプラットフォームを手に入れることができるはずだ。
ルーカスの新たな役割

ジェド・スペンスがロンドンに戻り、スパーズの選手としてお披露目されるのを待つのみとなった今、コンテは右ウイングバックのオプションに事欠くことはない。
それだけに、セビージャ戦でルーカス・モウラがそのポジションで先発し、マット・ドハティとエメルソン・ロイヤルが後半に投入されたのは驚きだった。