アントニオ・コンテは、韓国での1週間のハードワークが実を結び、土曜日に行われたクーパン・プレーシリーズ第2戦のセビージャとの激闘の末の引き分けに「とても満足」だと振り返っている。
水原ワールドカップ・スタジアムでは、後半5分にハリー・ケインがゴールを決め、64分にセビージャがイヴァン・ラキティッチのゴールで同点に追いついた。水曜日のチームKリーグに6-3で勝利した試合に続き、この試合も厳しい試練となった。
ハリー、ソン・フンミン、ピエール・エミール・ホイヴィア、ウーゴ・ロリスは、水曜日に45分間のプレーをした後、この試合でも先発から70分プレーし、エリック・ダイアーは90分のフル出場。デヤン・クルゼフスキとベン・デイヴィスは負傷から復帰したが、ベンは後半に転倒し、足を引きずって負傷退場となった。
試合後のピッチサイドでSPURS PLAYのインタビューにアントニオはこう語っている。
「私の見たところでは、これはフレンドリー・マッチではなく、真剣勝負だったね」
「特にプレシーズンの鍛錬に取り組んでいる我々にとっては、ポジティブなことであると同時に、疲労が蓄積している状態でこのような試合をすることは、選手同士の絆を深めるために、多くの声を掛け合い、お互いを助け合うことにつながるんだ」
「そして、ポジティブなものを見ることができたよ。もちろん、他の面でも改善しなければならないが、韓国でのこの1週間を終えて、とても満足している。我々はとてもよい鍛錬ができたし、素晴らしい姿勢、献身性、良いシーズンを迎えたいという万全の準備への強い意志に手応えを感じることができたよ」