韓国滞在中にデヤン・クルゼフスキがトッテナムのチームメイトたちと韓国のエンターテイメント番組に出演し、そこでハリー・ケインをネタにして話題をさらった。
トッテナムのプレシーズンの韓国ツアーが終了し、アントニオ・コンテは2022/23シーズンの開幕前に向けた残り2試合を前に、N17に戻ってきた。このツアーは成功し、スパーズの選手たちは韓国の皆に歓迎される中で異国を旅し、1試合に勝ち、もう1試合は引き分けた。
コンテは、多くの選手のプレーさせることができ、これからレンジャーズやローマとの親善試合に挑む際には、さらに多くの選手がアピールしてくれることを望んでいるようだ。ツアー先から伝えられてくる写真やビデオからは、スパーズの選手たちが韓国での時間を満喫し、様々な食べ物を試しながら散策している様子が映し出されている。
この旅では、地元メディアへの出演やインタビューも行われ、選手たちはコンテのもとでの厳しいプレシーズンや自身の成長について質問された。デヤン・クルゼフスキは、ソン・フンミン、ライアン・セセニョン、ベン・デイヴィスとともに、プレシーズン初戦を前に韓国のエンターテインメント番組に出演した。
その番組でこのスウェーデン人には次のようなお題が与えられた。
『試合は残り3分、スコアは1-1、あなたはフリーキックを獲得しました。そこでハリー・ケインとソンのうち、どちらにキッカーを任せますか?』
するとクルゼフスキは、冗談交じりにこう答えた。
「ハリー、君は世界最高のストライカーの1人だと思う。でも、もし水曜日(チームKリーグ戦)でフリーキックをもらったら、僕はソニーに蹴ってもらいたいね」
番組に出演した周りの選手たちからも笑顔がこぼれる様子が見られ、愉快なコメントだったが、以前から多くのファンが語り草にしていることを裏付ける結果となった。StatBunkerによると、スパーズでのケインのキャリア232ゴールのうち、フリーキックから生まれたのはわずか10ゴールだ。
サポーターたちは、イングランド代表キャプテンのフリーキックの決定力を疑問視してきたが、プレシーズン初戦でケインはそのようなファンが間違っていることを証明した。チームKリーグとの試合の残り15分、4-3とリードしていた時のことだ。
トッテナムはエリア手前でフリーキックを獲得し、ケインとソンの2人がそのボールの手前に立った。クルゼフスキのコメントとこれまでの実績にもかかわらず、ケインはこのフリーキックを直接ゴール下へ流し込んだ。