アントニオ・コンテのチーム戦力は、2022/23シーズンにどのような25人の選手たちを揃えるのだろうか。
Football London/Rob Guest
アントニオ・コンテが率いるトッテナムは、忙しい夏を経て、新シーズンに向けて確実に強くなっている。すでにそのチーム戦力には印象的な選手たちを誇っているが、リリーホワイツが昨シーズンを力強く終えようとしている中でも、さらにクオリティの高い選手たちを加えることが必要なのは自明だった。
リシャルリソンをエバートンから6000万ポンドで加入し、さらにイヴァン・ペリシッチとイブ・ビスマが獲得したことで、スパーズの先発イレブンは次のレベルに達することができるだろう。クレメン・ラングレとフレイザー・フォースターは豊富な経験をもたらし、リリーホワイツはジェド・スペンスという可能性に満ちた若手選手と契約し、コンテのもとで強さを増していくことが期待されている。
昨シーズンの終わりには、コンテのベンチには限られた選手しかいなかったが、ファビオ・パラティチの移籍マーケットでの活躍により、今後はそのようなことは起こらないだろう。クラブのフットボール担当マネージング・ディレクターは、まだまだこれから選手を放出しなければならないし、コンテのためにさらに2人ほどの新戦力を連れてくる可能性もある。
このことを念頭に置き、ここでは9月1日（木）に移籍マーケットが閉まった時に、コンテの「夢の25人」がどうなるのかを展望してみた。
ゴールキーパー
ウーゴ・ロリス、フレイザー・フォースター、ブランドン・オースティン
トッテナムがシーズン開幕前にすでに完成させているポジションの1つがゴールだ。ピエルルイジ・ゴッリーニがアタランタからのローンで1年を過ごした後、イタリアに戻ったことで新たな控えゴールキーパーを必要としていたスパーズは、サウサンプトンとの契約が終了したフォースターの経験を生かすことを選択した。
ウーゴ・ロリスはこれまで通り、リリーホワイツのゴールで先発するだろう。フォースターはカップ戦で自分の出番が回ってくることを待つことになる。ブランドン・オースティンは3番手として残り、この2人をカバーする。
