土曜日の午後、トッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われたプレミアリーグのウルブス戦で2-1で敗れた試合の主なトーキング・ポイント。
football.london/Rob Guest
アンジ・ポステコグルー率いるトッテナムは、土曜午後にウェストミッドランズのクラブに対して再び2-1で敗れた。
11月のモリニューでは本調子ではなく、最終的には終了間際に2ゴールを喫して敗れたが、リリーホワイツにとって今回も同様の90分間で物事を上手く運べなかった。
確かにヨーロッパ最高の舞台から1年離れ、再びチャンピオンズリーグに戻るという目標に向けて、大きな機会を無駄にしたが、ジョアン・ゴメスの2発で勝ち点3を持ち帰ることになったウルブズの戦いについて、スパーズはまったく文句のつけようがないだろう。
ブレントフォードとブライトン＆ホーブ・アルビオンとのここ最近のホームゲームの場合と同様、ポステコグルーのスパーズはスロースタートとなり、序盤からゴールを狙うチャンスを掴んだのはむしろアウェイのチームだった。 グリエルモ・ヴィカーリオは前半にネルソン・セメドとラヤン・アイト・ヌーリの決定機を阻止する必要があり、さらにはパブロ・サラビアの強襲を片手のファインセーブしたが、その数秒後に線審が旗を掲げオフサイドとなった。
しかし、ヴィカーリオの守るゴールはハーフタイムの数分前についに破られた。コーナーキックからゴメスがフリーでヘディング・シュートをゴール上隅に決めた。これはかなりシンプルな失点であり、ポステコグルーやスパーズの関係者全員が頭を抱えたことだろう。
ハーフタイムのオーストラリア人指揮官の言葉がはっきりと耳に残る中、トッテナムは後半の試合再開から数秒後にデヤン・クルゼフスキが素晴らしいフットワークでクレイグ・ドーソンを交わし、ホセ・サの股を抜いてボールをゴールに突き刺した、前半の45分間ではほとんどゴールに迫れなかったが、このスウェーデン人はハーフタムの直後に本領を発揮した。その後にも再びシュートを打ったが、不運にもサがなんとか手を出してポストの外側をそれっていった。
トッテナムは前半にそこそこのポジションまで進めていたが、決定機を作り出すまでには至らず、ウルブズのゴールキーパーが慌てたのは実際にこの試合でそれが初めてだった。クルゼフスキの同点ゴールの後、最も得点の可能性が高いと思われたのは、スパーズのコーナーキックから素早くカウンターを繰り出したウルブズで、ペドロ・ネトのクロスからまたしてもゴメスがボールを叩き込んだ。
ウルブズはゴメスの追加点の前後に何度かカウンターで危険な動きを見せたが、スパーズが最終的に罰せられたのはイヴ・ビスマのルーズタッチの後だった。ブレントフォード戦とブライトン戦ではスロースタートながら最終的には勝利を収めて批判の的とならずに逃れることができたかもしれないが、今回のウルブズはそうはならなかった。
