水曜日のホームでのブレントフォードとの試合に向けてフィットネス・レベルを高めるためにあと数日が与えられているため、マディソンはそこで先発出場する可能性が高まっているようだ。スパーズはマン・シティ戦ではファイナル・サードでキラーパスの気配もなく苦境に立たされていたが、これから攻撃を司るエースの先発はポステコグルーにとって絶対不可欠だろう。
ビーズとの試合では、マディソンとベンタンクールの両選手がトッテナムのユニフォームを着て初めて同時に中盤でプレーする機会も与えられる。FAカップのマン・シティ戦がポステコグルーにとって両者を同時にピッチに並べる初めての機会になるかと思われたが、72分にマディソンと交代したのはそのウルグアイ人だった。
10月に行われたクリスタルパレスとのベンタンクールの復帰戦でも、約9ヶ月ぶりにこのミッドフィルダーがピッチに入る数秒前に、マディソンがピッチを出たところだったため、一緒にピッチの上でプレーする時間はなかった。全員が体調を整えば、両選手はポステコグルーの最強の中盤のトリオに加わることになる可能性が高いが、残念ながら現時点では2人が同時にピッチ上でプレーしているのを見たことがない。
これから迎えるシーズンの非常に重要な時期に両選手ともに体調が整い、出場可能な状態になったため、今後数週間でチームの状況は変わるはずだ。マン・シティ戦の敗戦ではピエール・エミール・ホイヴィアが中盤の深い位置でプレーしていたので、ホームでのビーズ戦と土曜日のエバートン戦ではベンタンクールとマディソンの2人の背番号8を務めることができるかもしれない。
10月下旬にホットスパー・ウェイで行われたトレーニングの映像でパートナーシップの可能性の兆しが見られたことから、2人はすでに十分な相互理解を深めているようだ。ポゼッション・ベースのプレースタイルを実践しているマディソンは、ボールをアウトサイドでフリックし、ウルグアイ人に渡す様子が見られた。
その後、このペアはすぐに新たな素早いワンツーを実行して、ウィンガーのブレナン・ジョンソンを突破していた。
これからトッテナムの実戦のピッチの上でその理解を深める時が来た。水曜日にブレントフォードが初めてマディソンとベンタンクールの連携を目の当たりにするかもしれない。カップ戦でまた早々に敗退したポステコグルーとスパーズは、ついにこのパートナーシップを解き放つだろう。
