ジェームズ・マディソンの先発起用を我慢したアンジ・ポステコグルーはこれから新たなパートナーシップを解き放つだろう

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水曜日の夜にトッテナム・ホットスパー・スタジアムでブレントフォードとのプレミアリーグでの一戦を控えるアンジ・ポステコグルーは、そこで新たなパートナーシップを解き放つかもしれない。

football.london/Rob Guest

トッテナムのFAカップの野望は、金曜日の夜、マン・シティ戦での試合終盤の決勝ゴールによって今シーズンも終わりを告げた。スパーズはファイナル・サードでシティを困らせるほどのパフォーマンスを見せることができなかったものの、相手の攻勢をゴールに寄せ付けず、スコアレスのまま再試合に進むかと思われた。

しかし、ネイサン・アケが88分にケビン・デブライネのコーナーキックのこぼれ球を押し込んでゴールネットを揺らすと、再試合への道は閉ざされた。ルベン・ディアスがグリエルモ・ヴィカーリオとの競り合ったことで、ヴィカーリオがボールを弾いたのを押し込まれたため、スパーズの選手たちはディアスのファウルを要求したが、ゴールの判定は覆らなかった。

もどかしいパフォーマンスで枠内シュートを1本しか記録できなかったアンジ・ポステコグルーは、試合残り18分のところで復帰したジェームズ・マディソンを投入し、終盤に立て直しを図った。残念ながら27歳のマダーズは、ジョゼップ・グアルディオラのシティが終盤にスパーズへのプレッシャーを強めていた時間帯でボールに6回しか触れることができず、試合の流れを変えることができなかった。

試合前の記者会見で、足首の問題で約3ヶ月の離脱をしていたマディソンが先発できる状態にあったことを認めたポステコグルーは、先発させる誘惑に抑え込んで、安全策として制限したプレー時間の復帰とする選択をした。クリスティアン・ロメロとロドリゴ・ベンタンクールの両選手は予定を前倒しして復帰し、先発メンバーに名を連ねたが、残念ながら元レスター・シティのミッドフィルダーは同様の先発復帰を飾ることはなかった。

試合後の記者会見でポステコグルーは、同選手を先発させない決断について、際どい判断だったのかを問われ、「そうではない」と答えた。

「今日の試合の性質を理解しているからだよ。彼はこの一週間半、よく練習してきたが、長らくフットボールの試合を欠場していた。我々は今夜彼にプレー時間を与えたいと思っていたが、実際にプレーさせることができたよ」

「これからは先発できるはずだが、一週間に2試合があり、彼や他の選手がピッチに立つ必要がある。だから、彼をこの試合で先発させるかどうかについては、それほど大きなジレンマはなかったよ。ベンチから途中出場させるのが、チームとしては何よりも良いことになると感じたんだ」

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