帰ってきたギャレス・ベイル – Q&A

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インテル戦での飛翔

ギャレスは、2010年1月からハリー・レドナップのもとでレギュラーとなった。ベノワ・アスエコトがアフリカ・ネイションズカップに出場するためにチームを離脱したことでギャレスにチャンスが訪れたのは、ホワイトハート・レーンで行われたFAカップ3回戦のピーターバラ・ユナイテッド戦だった。この試合にスパーズが4-0で勝利したとき、左サイドで先発して勝利に貢献。その日から一度も先発メンバーを離れることはなかった。

2010年4月、初めてトップ4入りによるチャンピオンズリーグ出場権の獲得を果たしたシーズンの終盤戦でアーセナルとチェルシーとのダービー連戦でギャレスは重要なゴールを叩き出した。さらに、翌シーズンのチャンピオンズリーグ・グループステージで前回王者インテル・ミラノと同グループに入り、そこから歴史が生まれた。

ギャレス・ベイルはまず3節、サン・シーロで4-3で敗れた試合でハットトリックを達成し、ホームに戻っての4節ではブラジルのマイコンを破り、3-1の勝利の立役者となった。こうしてギャレスは世界の注目を集めるなかでスターとなり、そこからいっきに頂点へと振り返ることなく駆け上がっていった…

僕にとって個人的には、あの瞬間に自分が世界の舞台に立って世界最高の選手たちと渡り合えるって実感したんだ。いつも、あれがプラットフォームであり、転機になったのがあの試合だったと言っているんだ。あの瞬間、自分はフットボールで本当に大きなことを成し遂げられると感じたんだよ。僕に将来の大きな自信を与えてくれた。誰と対戦しても自分なら勝てると感じたし、成長する自信を与えてくれたんだ…

Gareth Bale
サン・シーロでのインテル戦で初のハットトリックを達成 – 2010年
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