ジェームズ・マディソン:僕らはまだ初期の段階で、これで調子に乗ることはない

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土曜の午後、ケニルワース・ロードでミッキー・ファンデフェンを決勝点にお膳立てし、アウェイでのルートン・タウン戦の1-0の勝利で重要な役割を果たしたジェームズ・マディソン。

アンジ・ポステコグルー率いるトッテナムは、10人で勝ち点3を獲得することとなった土曜のルートン・タウン戦に大きな満足を得ることができるだろう。スパーズは前半に優勢となり、何度もリードを奪うチャンスを掴んでいたが、ハーフタイムのホイッスル直前にイブ・ビスマが2枚目のイエローカードを受けて退場となり、大きな鉄槌を下された。

その挫折をものともせず、後半からスパーズは十分な根性とキャラクターを示し、ミッキー・ファンデフェンのクラブ初ゴールによって試合に勝利した。これまでのシーズンで最も素晴らしいパフォーマンスではなかったかもしれないが、選手たちがこれまでとは違った一面を見せてくれたことこそにジェームズ・マディソンは手応えを感じていたようだ。

ケニルワース・ロードでの勝利の後にマディソンは次のように語った。

「シーズンには38試合あるけど、すべての試合で流れるような攻撃からゴールを決める『アンジ・ボール』がうまくいくわけではないんだ。時には粘り強く戦い抜いて、根性と決意を示さなければならないんだよ」

「みんないつも首位のチームのことを話題にしていて、そこに相応しいチームを語り合っているんだ。トップチームはどこもそうだよ。僕らはそんなトップチームになりたいと思っている。今日それを示すことができてとてもうれしいよ」

ハーフタイム時点では0-0だったが、ハーフタイムの前にビスマが退場となり10人になったスパーズの選手たちに、後半から3ポイントを目指すべく、ポステコグルーはどのようなメッセージを送ったのだろうか。

「ほとんど同じことだよ」

「前半は僕らが優勢だった。ほとんど試合を支配していたし、ほぼ僕らの試合だったよね?得点するビッグチャンスがいくつかあった。リッチーとペドロのビッグチャンスもあったし、(前半で)3-0になっていたかもしれないね」

「それからハーフチャンスもいくつかあったけど、それもすべてスパーズだった。相手もそこには異論はないと思うよ。その後、ビスが退場処分を受けたけど、それはさすがに理想的な展開ではなかったね」

「でも、やるべきことはほぼ変わらないよ。僕らはまだプレー時間が残されていた。10対11で戦うときの一般的なコンセプトとして、前に出てプレーして相手のプレッシャーに晒されるのではなく、後ろに引く戦い方がある。そこで僕らに必要だったのは、クオリティを発揮すべき一瞬だったんだけど、それをミッキーが僕らチームのために成し遂げてくれたんだ」

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