トッテナム・ホットスパー・スタジアムに隣接する建設計画中の巨大なホテルの画像

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トッテナム・ホットスパーは、巨大なスタジアムの横にそびえ立つ新しいホテルの建設を検討しており、ハーリンゲイ区議会に新しい計画案を提出した。

football.london/Alasdair Gold

トッテナム・ホットスパーは、スタジアムに隣接して巨大な4つ星ホテルを建設するための新たな計画案をハーリンゲイ区議会会に提出した。

スパーズは2016年に新スタジアムの南端に他の建物と並んでホテルを建設する計画を立て、後日建設することが承認されていた。今年6月、クラブはハーリンゲイ区議会に対し、新たな申請でホテルの外観と高さを修正することを通知し、今回その完全な計画が提出された。

新しい計画では、住宅用アパートも併設するホテルにさらに6階の高さを増築する。この増築により、当初計画されていた29階建てよりも大きな建物が建設されることになる。

ホテルとトッテナム・ホットスパー・スタジアムの間により広いスペースを作るために、建物の鋭いの外観がさらに際立つことになる。

設計事務所のF3 Architectsが設計した新しいホテルの計画について、区議会は「ホテル建設計画の全体的な目標は、トッテナムに新たなランドマークを生み出し、NDP(Northumberland Development Project)マスタープランで地域再興を目指し、より多くの人々と活動を地域に呼び込み、中心的な役割を果たすことであることに変わりはない」と発している。

この申請書によると、新たな設計の目的は「スタジアム敷地内の視覚的な目印、『カンピナーレ』(イタリアの鐘楼)としてこの建物を再定義すること」だという。

当初承認されたホテルの建設計画は、グレードII指定(イギリス指定建造物)のウォーミントン・ハウスや、クラブのメガストア、チケット売り場、計画中の映画館とカフェを併設する多目的建造物のThe Tottenham Experienceや、高さ50メートルのExtreme Sports building、コミュニティ・ヘルスセンター、および16~31階建ての4つの住宅用区画に含まれていた。

このホテルは、スタジアム、The Tottenham Experience、ウォーミントン・ハウスからデザインのヒントを得ており、1階には終日営業のダイニング・バー&カフェがあり、スタジアムのメインゲートにつながる屋外ダイニング・テラスがあり、他の階にはさらなるアメニティも備えられている。

ヒストリック・イングランド(イングランド歴史的建造物・記念物委員会)は、「保護地域の既存の風景と特徴に適切に対応できない新たな開発の規模から害が生じるという見解に変わりはない」として、当初の計画に対する「強い反対」を維持している。

また、フットボール・スタジアムの西側では、646戸の新しい住宅、新しい店舗、ワークスペース。そしてクラブ所有の敷地内にトラック貨物搬入所、印刷工場、倉庫などの土地を開発する計画が進行中で、ハイ・ロードの西側(通りを挟んでスタジアムと反対側)の複合用途開発の提案もあり、これにより、2,612 戸の新しい住宅が作られることになる。

スタジアムの周囲で開発されている他のエリアには、複合用途商業計画であるNorthumberland Terraceや、住宅複合用途エリアである807 High Roadなどがある。

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