ミッドフィールドにアンジ・ポステコグルーが望むもの – ホイヴィア、エンドンベレ、マディソン、そしてその先に決めるべき事項

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27歳のホイヴィアが2020年にスパーズに加入した際に結んだ5年契約は残り2年となっており、ノースロンドンのクラブにとってこれが高額の移籍金を得る最後のチャンスでもある。このデンマーク代表は2020年にサウサンプトンから加入した際に支払った1500万ポンドよりもはるかに高い移籍金となるだろう。

ホイヴィアとトッテナムのファンとの関係は複雑で、彼のリーダーシップとピッチ上での推進力を評価する人もいれば、器用貧乏で突出した能力がないと見る人もいる。

注目に値するのは、キャプテンのウーゴ・ロリスとホイヴィアが今夏に退団する可能性があり、さらにハリー・ケインは常にバイエルン・ミュンヘンへの移籍が報じられており、エリック・ダイアーは残留を熱望しているが、契約の最後の12ヶ月となっていることだ。この4人はチームのリーダー格にあり、そのすべてに退団の可能性がるのが現状だ。特にロリスとホイヴィアが今夏に退団した場合、他の選手がそのリーダーとしての役割を引き継ぐことになるだろう。

オリヴァー・スキップは将来のキャプテンとして有力視されており、そのリーダー・グループに加わるべく育成されているが、まだ先発の座を確実にしていない。

リーダーシップに関係なく、ホイヴィアが去った場合、スパーズはベンタンクールがシーズン序盤の数ヶ月を離脱するため、スキップがその代わりをしなければならないだろう。

トッテナムがマディソンの加入を受けてホームグロウンの数をさらに増やすことを目指し、23歳のチェルシーのミッドフィールダー、コナー・ギャラガーの獲得を検討しているとfootball.londonは先月報じた。

ブルーズは契約があと2年残っているイングランド代表への他クラブからのオファーに耳を傾けるとみられており、守備から攻撃まで中盤のさまざまな役割をこなせるその能力はポステコグルーにとって魅力的なものとなるだろう。

ホイヴィアが去った場合の選択肢として他の選手も検討されるだろうし、失ったデンマーク人のリーダーシップに代わるべくヨーロッパから経験豊富なトップレベルの選手を迎え入れたいという希望もあるかもしれない。

スパーズには、スキップとパペ・マタール・サールという成長過程にある若手オプションを持つ。昨シーズン、ベンタンクールの負傷によって22歳のスキップには31試合に出場する機会が与えられ、ウルグアイ人が離脱して以降のプレミアリーグで全試合に先発出場した。

スキップは現在、U-21イングランド代表として土曜日にスペインとのU-21ユーロの決勝を控えているが、大会後に3週間の休養を取り、オーストラリアとアジアへのプレシーズン・ツアーの後にクラブに合流するか、それともポステコグルーに好印象を与えるためにそのツアーの前に合流するかの決断を迫られる。

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