タプソバか?ファンデフェンか?センターバックの補強ターゲット比較

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ポステコグルーはセンターバックが守備ラインからボールをしっかりと繋いでプレーすることを望んでおり、その点でタプソバはチームに加えるのに最適だろう。 昨シーズンのヨーロッパリーグでは1試合当たりのパス数(76.3本)で5位にランクされ、87.2%という優れたパス成功率を記録した。 さらに、昨シーズンのタプソバは、ブンデスリーガで前方へのパス数(879本)で2位にランクされており、可能な限りチームの前線にボールを繋ごうとしていた。

スパーズはセンターバックの右サイドを任されるクリスティアン・ロメロを補完するために、左のセンターバックの補強を狙っており、タプソバはその左サイドでスタートすることが常であるため、ポジション的にもスパーズが求める要件を満たしている。タプソバのポゼッション時の冷静さと落ち着きもスパーズにとって魅力的だが、大きな欠点はタプソバが1月に開催されるアフリカ・ネイションズカップに出場する可能性が高いことだろう。ブルキナファソの出場が決まれば、彼が大会の開催期間中の1ヶ月間の大部分を欠場する可能性があることを意味する。

とはいえ、スパーズがこれをタプソバ獲得のチャンスを逃す理由に使うなら、あまりにも愚かである。彼はポステコグルーのプレースタイルに合わせて作られたようなセンターバックであり、ヨーロッパでの豊富な経験を活かして、ロメロにとって理想的なセンターバックのパートナーとなる可能性がある。

ファンデフェンはタプソバより2歳年下で、トップレベルでの経験は少ないが、将来的により優れた選手になれると信じられる理由がある。このオランダ人のスピード、決断力、体格は同胞のフィルジル・ファンダイクと比較されており、以前リバプールがヴォルフスブルクの男に興味を示したのも不思議ではない。

エドモン・タプソバとミッキー・ファンデフェンのスタッツ比較

昨シーズンのDFBポカールでウニオン・ベルリンに敗れた試合で、ファンデフェンは相手のカウンターに帰陣する際のスピードを見事に発揮した。ヴォルフスブルクは終盤の同点ゴールを狙ってコーナーで前線に多くの選手を投入したが、ウニオン・ベルリンがラインをクリアしてカンターブレイクを炸裂。しかし、ファンデフェンが瞬く間に自陣ゴール前まで戻り、決定的なシュート・ブロックを決めた。

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