スパーズとニューカッスルは、レスターのチャンピオンシップへの降格に伴い、イングランド代表ミッドフィルダーがキングパワー・スタジアムを去ることが確実視されているため、夏の優先補強ターゲットとしている。
Northerne Eho/Scott Wilson
エディ・ハウが中盤の補強の必要性を公言していることもあって、数ヶ月前からニューカッスルはマディソンの獲得に動いている。およそ5000万ポンドとされる26歳のミッドフィルダーがセント・ジェームズ・パークに迎え入れるべく、ニューカッスルはこの移籍を成立させたいと考えているようである。
しかし、マディソンはトッテナムへの移籍を希望しているようで、情報筋によると、マディソンはニューカッスルではなく、スパーズを第一候補に選ぶと見られる。
トッテナムはヨーロッパの大会に出場しないため、来シーズンのチャンピオンズリーグに出場するマグパイズが優位との見方もあったが、ニューカッスルはこの取引を成功させるのが難しくする別の考慮事項が存在する。
マディソンは、本人と家族の希望から、ノースイースト・イングランドでの生活よりもロンドンを好むと言われている。さらにニューカッスルはこの夏、現在の選手給与の体系を取り壊したくないため、トッテナムはより魅力的な週給をマディションに提示できると考えられている。
マディソンの将来をめぐる交渉は、スパーズの新監督、アンジ・ポステコグルーの代理人でもあるCAA Baseが行う予定だ。ノースイーストへの移籍の可能性は必ずしも否定できないが、ポステコグルーがセルティックからトッテナムに移籍する際の交渉をCAA Baseが行ったという事実は、彼らがすでにスパーズの上層部と密接な関係を構築していることを意味している。
マディソンはこの夏、ニューカッスルの中盤の補強ターゲットの一人であることは間違いなかったが、彼だけが唯一の選択肢というわけでもない。ケフレン・テュラム、ソボスライ・ドミニク、ニコロ・バレッラの獲得も検討されており、マンチェスター・ユナイテッドのスコット・マクトミネイも長年の補強ターゲットである。