アンジ・ポステコグルーのトレーニング手法 – ピッチの上では絶え間なくトレーニングが続く

この記事は約6分で読めます。

今月、トッテナム・ホットスパーの新ヘッドコーチは、トレーニング・セッションの内容、コーチの役割、そして選手たちの体験について話していた。

football.london/Alasdair Gold

トッテナム・ホットスパーの選手たちは、アンジ・ポステコグルーのもとでのトレーニング・セッションがどのようなものになるのかを、まもなく正確に知ることになる。

世界中で築き上げた長い監督としてのキャリアの中で多くのチームを指導してきたこのオーストラリア人に、スパーズはクラブをリビルドを期待して4年契約を提示した。ポステコグルーは、彼のチームに電光石火の素早さと執拗な攻撃的スタイルを要求し、それが彼のキャリアに多くのタイトルをもたらしてきた。

トッテナムの選手にとって過酷なのは試合の日だけではない。今月、YouTubeで公開されたOpen Goalのインタビューでは、当時のセルティックの監督がトレーニング・セッションの内容、コーチの役割、そしてビデオ分析について詳しく説明している。

ポステコグルーは、トレーニングに対する考え方が非常に明確で、なぜピッチ上で指導者が動き方を指導するのか理解できないようだ。

「毎日の取り組みこそが、より成長していくための理由なんだ。なぜトレーニングをするのか?2~3時間のトレーニングをして、それで終わりということはない。より良くなるためにトレーニングするんだ。他のスポーツでもそうだし、私が知る限りフットボールも同じだよ」

「ゴルフのマスターズで優勝したら、翌日にはパッティング・グリーンでパッティングの練習をしている。世界一のゴルファーなのに、なぜパッティングの練習をするのか?それは、そのわずかな差で大きく上達することを知っているから、そうしなければならないんだよ」

「テニス・プレーヤーは、サーブやバックハンドの練習をする。フットボール選手も同じだ。フィールドやジムに出かけている時間や、コーチと一緒にビデオを見ている時間が、上達するチャンスなのだ」

「1日で大きく成長することはないが、少しずつでも成長することができる。だから、それを毎日続けていれば、それが自分の一部となる。ただ歩いて、トレーニングをして、カバンを取って家に帰るだけでよいのか?いや、毎日が、私にとっても、選手たちにとっても、みんなにとっても、向上するチャンスなんだ。では、どうすればチームを向上させ続けることができるのか。それは、継続的に集中することなんだよ」

また、ポステコグルーは、トレーニング・セッションを中断することなく行うことを好むため、コーチングや指導はビデオ視聴を通じて事前に行っていると説明した。

「ほとんどはビデオでやるので、あまり好きじゃないってもあるし…。そうだね、我々はトレーニングをする時は、ハードなトレーニングをしている。60分から70分しかトレーニングしないし、外でコーチングをするのは嫌なんだ。私は、選手にはすでに頭の中に絵を描いていてほしいんだよ。だから、選手たちはピッチでのトレーニングに集中するんだ」

この記事を評価する
タイトルとURLをコピーしました