このオーストラリア人指揮官は、スパーズの経営陣と個人的なつながりがあり、スコットランドでの成功について高い評価を得ている。
Evening Standard/Dan Kilpatrick
トッテナムは、土曜日のスコティッシュ・カップ決勝の後、セルティックのヘッドコーチ、アンジ・ポステコグルーへの関心を強めるようだ。
アントニオ・コンテの後任候補であるポステコグルーは、新ヘッドコーチとフットボール・ディレクター探しを主導しているスパーズのダニエル・レヴィ会長から高い評価を受けているとみられている
ポステコグルーを称賛しているスパーズの経営陣とはクラブの次期チーフ・フットボール・オフィサーであるスコット・マンだ。7月から正式にレヴィの事実上のナンバー2になることが決まっている同じオーストラリア人のマンは、ポステコグルーと個人的に知り合いでもある。
セルティックと12ヶ月の契約を残しているポステコグルーとの真剣な話し合いは、セルティックが8度目の国内3冠を目指し、今週末にハンプデン・パークでインヴァネスと対戦した後まで待つ必要がある。
かつてオーストラリア代表や横浜マリノスを指揮した57歳の指揮官は、スパーズが当初希望していた、2014年のマウリシオ・ポチェッティーノのような新進気鋭の監督というプロフィールには当てはまらない。
しかし、2021年夏にニール・レノンの後を継いで以来、セルティックの国内での支配力を回復させ、そのハイオク・スタイル、巧みな人材登用、カリスマ性で称賛を集めている。
セリエA王者のナポリがルチアーノ・スパレッティの後任として招聘に動いているバルセロナやスペイン代表を率いたことがあるルイス・エンリケと、ダニエル・レヴィは話し合いを行った。ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は昨日、エンリケの新天地について「プレミアリーグを念頭に置いている」と明かしていた。
フェイエノールトのアルネ・スロットは、先週、デ・カイプで新契約を結んだことによってスパーズの候補から外れ、バイエルン・ミュンヘンを解雇されてフリーとなっているユリアン・ナーゲルスマンとスパーズは話し合いをするつもりはないと主張している。
暫定ヘッドコーチとしてシーズン最後の6試合を担当したライアン・メイソンは、正式な監督の座を望んでいる。