トッテナム・ホットスパーは7月の会合で、2冠達成を成し遂げた伝説の名将の像の設立と、クラブの象徴であるホワイトハート・レーンの門の復建について議論するようだ。
Football London/Alasdair Gold
トッテナム・ホットスパーは、7月に行われる新しいファン・アドバイザリー委員会の最初の会合で、ビル・ニコルソンの像とホワイトハート・レーンの門について話し合うとfootball.londonは伝えている。
ファン・アドバイザリー委員会は、男子チームのシーズンチケット保有者1名、女子チームのシーズンチケット保有者1名、One Hotspurメンバー1名、国外の公式サポーターズクラブの代表1名、国内の公式サポーターズクラブの代表1名、トッテナム・ホットスパー・サポーターズトラストの代表2名、プラウド・リリーホワイツの代表1名、スパーサビリティの代表1名、スパーズ・リーチからの1名を含む10名で構成される。
クラブは、エグゼクティブ・ディレクターのドナ・マリア・カレンとサポーター・エンゲージメント・ヘッドのレヴィ・ハリスがこの委員会に参加し、ダニエル・レヴィ会長やその他の取締役、クラブ上級スタッフが特定の会合に出席する予定だ。
新らたに生まれる委員会の役割には、スパーズの戦略的ビジョンと目標、ピッチ外のパフォーマンスの最新情報、優先事項、計画、マッチデーの運営に関する問題、クラブの歴史的遺産に関する重要な変更に関する提案、スタジアムに関する問題と計画、クラブのコミュニティ戦略、平等/多様性とインクルージョンに関するコミットメント、幅広いサポーターとの関係構築計画といったプレー以外の事項が含まれる予定だ。
クラブの歴史的遺産に関して、クラブは2冠を達成した伝説の名将ビル・ニコルソンの像の設立と、クラブの象徴だったホワイトハート・レーンの門の再建を、7月の最初の会合の議題として提案するとみられる。
トッテナムは2010年、2004年に他界したクラブ史上最も成功した監督の像を、新スタジアムの建設予定地に隣接するホワイトハート・レーンの門に立つ有名な姿を撮影した写真の構図で設置する計画を発表していた。
当時、レヴィはこう語っていた。
「ビルを新スタジアムの一部にし、彼が現スタジアム(ホワイトハート・レーン)で果たした役割やクラブの歴史に残る思い出を継承していくには理想的な方法だと思っています。ファンの皆さんは、ビルの前を通り過ぎたり、立ち止まって写真を撮ったりするのを楽しんでくれるでしょう」
しかし、最終的にトッテナム・ホットスパー・スタジアムが建設され、2019年にオープンすると、それらの計画はいったん消えてしまったようで、あの門や像のことも語られなくなり、多くのサポーターがそれらの計画はどうなったのかと疑問を抱くことになった。