フェイエノールトのヘッドコーチは、トッテナムの監督に就任する可能性があると言われているが、もし彼がそのポストに就いたとしても、そこについていかない者もいるようだ。
Football London/Arasdair Gold
アルネ・スロットのフェイエノールトでのアシスタントコーチであるジョン・デウォルフは、スロットがトッテナム・ホットスパーに新天地を求めたとしても、自分はついていかないと明言している。
ロッテルダムのクラブをエールディビジ優勝に導いたばかりのスロットは、ここ数シーズン、オランダやヨーロッパの大会でプレーしたフットボールが注目を集め、スパーズの次期監督候補の一人となっている。デヴォルフは、マリノ・プシッチ、シプケ・ヒュルスホフとともにスロットのアシスタントコーチの一人。ロッテルダム郊外で生まれたデヴォルフは、スロットが退団しても故郷のクラブに留まることを希望するようだ。
デヴォルフは今週、オランダのテレビ局NPOの番組『Taxi Castricum』にゲスト出演し、スロットの将来について質問を受けた。
「そのことについては、まったく話をしていないよ。初期の段階で、とにかくオランダの他のクラブの言うことは聞くなと言ったことがあるね」
また、もしスロットがノースロンドンのクラブに移ることを決断し、コーチング・スタッフに加わってほしいと言ってきたらどうするかと聞かれると、デヴォルフは次のように答えた。
「そうなったときは、彼が良い試合(挑戦)ができるように願うだけだよ」
「ここ(フェイエノールト)は私のクラブであり、私の居場所であり、私の家なんだ。車で橋を渡るとき、今でも毎日鳥肌が立つんだよ」
フェイエノールトは週末、ホームでゴーアヘッド・イーグルスに3-0で勝利し、2試合を残してリーグ2位のPSVに8ポイント差をつけてエールディビジのタイトルを確定させている。
契約期間が2年残っているため、今週、チームとともに祝賀会を楽しんでいたスロットと話をする許可を、スパーズはフェイエノールトから得る必要がある。
デヴォルフは水曜日のテレビ番組で次のように語った。
「今夜はスタッフでパーティーを開いているんだ。明日も医療面や技術面でチームとして取り組んでいくよ」
ロッテルダムの市庁舎の階段で祝うことについて、彼はこう付け加えた。
「テレビの前に立っていれば美しい光景だろうけど、あんなところに立ってる気持ちを言葉で表現するのは不可能だよ」
