ルーカス・モウラが契約満了に伴い、今シーズン限りでクラブを退団することが決定しました。
母国ブラジルのサンパウロのユースで育ったこのフォワードは、2018年1月にフランスのパリ・サンジェルマンからスパーズに加入し、翌月のユベントスとUEFAチャンピオンズリーグで2-2の引き分けた試合でベンチから途中出場を果たしてデビューすると、その直後のロッチデールとのFAカップで先発デビューをしてゴールを決めました。
翌シーズンには、フラム戦でプレミアリーグでの初ゴールを挙げると、その次のオールド・トラフォードでのマンチェスター・ユナイテッド戦では、2ゴールを決めて3-0での勝利に貢献しました。
同年12月、アウェイでのバルセロナ戦で、2018/19シーズンのチャンピオンズリーグのノックアウトラウンド進出を決める重要な後半の同点ゴールを決め、さらに翌年の5月の準決勝、アウェーでのアヤックス戦で後半に終了間際のゴールを含むハットトリックを決め、ルーカスの名前をクラブの歴史に刻み、クラブを初のチャンピオンズリーグ決勝に導きました。
ルーカスはその後、2019年8月のマンチェスター・シティとのアウェーで途中出場からわずか19秒で決めたゴールをはじめ、数々の記憶に残るゴールを決め、昨シーズンはスパーズのユニフォームを着て200試合出場の金字塔を突破しました。
今日まで、彼はブラジル代表でキャップ35を獲得したことに加えて、我々のクラブのために219試合に出場し、38ゴールを記録しています。ここ数週間は、その豊富な経験を活かしてU-21スパーズのチームにも参加し、若手のプロ契約を結んだ選手や奨学生と一緒にプレーをして、レギュラーとして試合にも出場しています。
ルーカスのクラブへの多大な貢献に感謝するとともに、今後の活躍を祈ります。
今後、2022/23シーズンの終了に伴い退団する選手や残留する選手について、さらなる情報を発信する予定です。
