ハリー・ケインがアントニオ・コンテの退団とアブドゥライェ・ドゥクレを退場に追い込んだリアクションへの批判について沈黙を破る

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ハリー・ケインは、トッテナムの元監督であるアントニオ・コンテを「偉大な男」と評し、指揮官の最後の試合となったサウサンプトン戦で選手たちはもっとうまくやる必要があったと語っている。

コンテは、3月18日にスパーズが試合終盤の2失点で最下位のセインツと3-3で引き分けた試合の後、選手たちを「自分勝手でプロ意識に欠け」ており、「プレッシャーの中でのプレーを好まない」と言って、チームを大いに非難した。

その8日後、インターナショナル・ブレイクの途中で双方合意のもとでコンテはスパーズを去り、後任としてアシスタントのクリスティアン・ステッリーニが指揮を執り、エバートンと1-1の引き分け、土曜日のブライトン戦には2-1で勝利を飾った。

スパーズの選手たちの中には、コンテのコメントに感銘を受けなかった者もいたが、シーガルズ戦の後にケインは「あれがコンテの感情だった」と受け止め、恩師の次の仕事での成功を祈っている話した。

「もちろん、アントニオの成功を祈っているよ。彼と素晴らしい関係を築いていたのに、いくつかの理由でうまくいかなかったのは不運だったんだ」

「そして、クリスティアン(ステッリーニ)、ライアン(メイソン)、スタッフとともに戦い続け、自分たちが目指す目標を達成するために頑張るよ」

「(コンテの発言について)僕から言うことはないよ。あの勝つべき試合の後で感情的になっていたんだ。あのような形で2失点してしまったことで、全員が失望していたんだよ」

「彼は偉大な男で、時に感情が表に出てしまうけど、それが彼という人間であり、彼自身もそれを理解している。僕ら選手は戦い続け、改善し続けなきゃいけないってことを自分たちの間でも話し合っている。サウサンプトン戦も、先週のエバートン戦も、リードしている場面でもっとうまくやらなければいけないとわかっている。特にかく僕らにできることは、戦い続けることだよ」

エバートン戦で90分に同点ゴールを許したスパーズだが、ブライトン戦では重要な勝利を掴んだ。なお、1-1で迎えた後半、ピエール・エミール・ホイヴィアが自陣エリア内で三笘薫を倒した場面について、後日、PGMOL(英プロ審判協会)は「PKの判定が下されるべきだった」とブライトンに謝罪している。

ソン・フンミンのプレミアリーグ通算100ゴール目となる先制ゴールを決めたが、ルイス・ダンクが同点ゴールを決め、そこからシーガルズはハンドによってゴールを2度VARによって取り消された後、ケインの決勝ゴールが生まれた。

「苦しんで得た勝ち点3でも、少し気分がいいものだよ」

「ブライトンは本当にいいチームだよ。いいフットボールをする。彼らにもチャンスはあったし、僕らにもあった」

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